岐阜県音楽療法研究所 卒業
岐阜県音楽療法研究所は、自治体が設立した音楽療法研究所として全国では一番早く生まれたという歴史をもっています。
阪神・淡路大震災後、音楽を通して心を通い合うことが広く知られるようになり、昨年の東日本大震災の被災地においても、日本の歌手、音楽家、そして海外からのアーティストが大きな力、希望を音楽、美術などなどを通して魂に復興の希望をはぐくんでいることは、3月11日を前に、よく報道されています。
その時期に、岐阜県音楽療法研究所が、県の行財政改革の一環として、閉所の運びとなってしまいました。
この2月25日には、最後となる第18期生の岐阜県音楽療法士認定証交付式が行われました。今までに巣立った人数は814人です。
最後の受講生を卒業させて、岐阜県音楽療法研究所自体も卒業してしまうのだ ・・・そんな感慨が湧いてまいります。
写真は、岐阜新聞2012年2月26日朝刊の記事です。私も先輩の第17期生としてこの式に参加させていただいたのでした。(いえ、写真には写っておりません。)
けれど、もちろん、このことによって音楽、音楽療法自体が姿を消すわけではなく、ますますこれから大きな存在意義をもってくるのは間違いのないところです。
新たな展望をもち、志をいよいよ高く持って、研鑽を積んで、私にも出来るはたらきを積み重ねていきますね。
卒業は、新たな歩みのスタート ・・・ 今日も、よいスタートの日となりますように。
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