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2012年3月 8日 (木)

古今和歌集に見る春

 古今和歌集は、平安時代の初期、西暦905年以後に成立した和歌集です。醍醐天皇が、万葉集に入っていない和歌の中から選定するようにと命じ、紀貫之、紀友則たちが編纂した20巻、定家本によると1111首の歌が収められています。季節の推移に基づいて歌が配列され、雪の歌のあと、うぐいす、若葉、柳、そして梅の歌が17首並んでいるとのこと。

 梅の歌の後には、70首のさくらの歌が続く・・・やはり、その時代から、春は何といってもさくらだったようです。

 いにしえから四季の感覚が豊かな自然の中ではぐくまれてきましたから、現代の春の歌にも、そのためでしょう、文語の歌詞が織り込まれることがよくあります。 

 「 春よ 遠き春よ 瞼閉じれば そこに 愛をくれし 君の懐かしき声がする」  松任谷由美 ♪「春よ、来い」

 「君と 春に 願いし あの夢は 今も見えているよ さくら舞い散る」   いきものがかり ♪「SAKURA」

 神戸女学院大学 東野泰子先生は、こうした例を挙げ、「桜という題材は、現代人の古典的な感性を呼びさますようである。」と、国語教育相談室 中学校No.67(光村図書)の「春をめぐる昔と今」という文章で述べておられます。本日のブログはかなりの部分をこの文章から参考・引用させていただいております。ありがとうございます。

 さて、テレビでは、河津桜というさくらの満開の姿が報じられていました。私の住む岐阜市では、梅がこれから元気に咲くところです。

 あなたの周辺ではいかがでしょうか。

 ともあれ、今日も、春が近づくよい日となりますように。

 

 

続当時は旧暦ですから、元旦は現在の暦の1月末から2月のはじめにあたります。

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