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2012年3月18日 (日)

『セーヌの川辺』

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『セーヌの川辺』

 池澤夏樹 著

 集英社 2008年9月10日

 第一刷 発行

 著者は、1945年、北海道に生まれた方。ギリシャに住んで、語学や文化、文学を学び、現在はフランスのフォンテンブローの森の近くに住み、必要に応じて日本と往来しているとのこと。

 以前、朝日新聞に連載されていた「静かな大地」は、この作家の手になる文学だったことに、この本を読んでいて気がつきました。

 この本は、池澤さんが、いろいろな国の歴史、言語、文化などを体験や文献、文学者などとの交流を通して積極的に学びつつ執筆したエッセイ集で、いろいろなことが学べます。 2008年発行のこの本には原子力発電についての危惧が既に書かれていて、その先見性にも教えられました。

 そして、この本で紹介されている『「原発」革命』 (古川和男著 文春新書)には、核燃料を溶融塩をを用いた液体にすることで、炉心溶解のような大事故の可能性やテロに利用される心配もきわめて少なくなることとなどが書かれていることも述べられています。

 チェルノブイリの事故以来、どれだけそれを真剣に考え、取り組んできたか ・・・ 国によってずいぶんと開きがあるのですね。

 いろいろなことを学ばせていただける本です。よろしかったら、どうぞ。

 今日は、日曜日。よい日となりますように。

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