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2012年5月14日 (月)

『山は いのちをのばす』 田中澄江

0006 『山は いのちをのばす』

ー 老いを迎え討つかしこい山の歩き方ー 

 田中澄江 著

 青春出版社 1997年6月5日

 第一刷 

 驚きました。執筆当時、89歳・・・その田中澄江さんが山登りを続けていらっしゃったからです。

 前書きにこうあります。

 人間の一生にくらべたら、大自然のいのちは悠久です。山路に一歩入るだけで、私は89歳でありながら、14歳の昔と、ちっとも変わらない自分を見出すことができるのです。

 そして、最初の章、「癒しは山にあり」には、こんな文章がみられます。

 民謡踊りもよいけれど、走るのでなく、あるくリレーや羽根つきでもやったらよいのにと思うのです。紙風船をつくってふくらませているより、ホームのガラス窓を拭いたほうが運動になりませんか。私の夫、夫の母、私の母は、山には行かなかったが、家の中にいてよく働く人たちでした。

 これは、戦後、10年ほど経った頃、イタリア、ドイツ、オーストリアという、敗戦国の老人施設を視察した田中さんが、その頃の日本の老人ホームが消極的な集団生活を余儀なくされている面があるように見て書かれた文です。

 もちろん、当時の日本にも、積極的にスポーツや作業を取り入れていたところもあったことと思われますが、田中さんがおっしゃっているのは先に挙げた国の構えにつながっていることです。

 この続きは、明日、掲載させていただきます。

  今日も、よい日となりますように

 

 

 

 

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