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2012年7月22日 (日)

『長嶋少年』 ねじめ正一

0002 『長嶋少年』 ねじめ正一 作

文藝春秋 

2012年3月10日 第一刷 発行

 図書館の新着図書コーナーから借りました。 

 作者は、長嶋茂雄選手にたいへん魅了された方のようで、この本の主人公、ノブオはそれをしっかりと投影しています。

 憧れの長嶋選手に同化しようとしているノブオ少年 ・・・ 小学二年のとき、父さんに連れられて行った後楽園球場で生まれて初めて長嶋を見たのでした。 

 長嶋はグランドにいました。長嶋が光っていました。長嶋しかいません ・・・ 長嶋はショートゴロまで捕ってしまいました。グランドには長嶋しかいませんでした。かっこよかったです。・・・なんと率直に長嶋フアンの思いを表現していることでしょう。 

 でも、この試合を一緒に見た後、父さんはノブオの顔をじっと見て、「ここからだったらひとりで帰れるだろう」と言って電車から下りていき・・・以来、ノブオは父さんに会わないままになるのです。 

 母さんは、ノブオのために朝ご飯を作るとか、そうしたことに熱意を示しません。でも、ノブオは、野球に懸命に打ち込みます。 

 私は、ねじめ正一という人の作品を今まで読んだことがありませんでした。なんだか、名前になじめなかったのです。けれど、少年の心理を端的に見事に表現しているこの本を読んで、他の作品も読んでみようかなと今、思っています。  ねじめ正一という名前には、なじめないかもしれませんけれど。

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけください。最初は、なじめないかもしれませんけれど、きっとイエス・キリストに出会えるようになります。

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