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2012年7月23日 (月)

『ローマ人の物語 Ⅴ』 ー ユリウス・カエサル ルビコン以後 ー

0003『ローマ人の物語 Ⅴ』

ユリウス・カエサル ルビコン以後

塩野七生 著

新潮社1996年3月30日 発行

 ユリウス・カエサル ・・・ジュリアス・シーザーは、軍隊を統率して、敵の大軍より数が遙かに少ないときも負けることのなかった軍事の天才でした。彼に鍛えられた二百数十人の兵士が二万人以上の敵軍に一歩も退かず戦って勝利を収めたこともありました。 

 それだけでなく、社会改革にも法の整備にもリーダーとしての力を発揮しています。

 この巻の300ページからの社会改革には次の項目が記されています。

 福祉改革・失業対策・植民政策・組合対策・治安対策・交通渋滞対策・清掃問題・贅沢禁止法などなど。 

 清掃問題の所にこんなことが書かれています。

 公的な場所の清掃は按察官の管轄としたが、それ以外の場所の清掃は、そこに住む住民の義務とされた。自分の家のまわりは自分で清掃しましょう、のたぐいである。確信をもって言えるが、古代のローマは、現代のローマよりは格段に清潔であったのだ。

 1970年以来イタリアに住んでいる著者のことばなので、説得力がありますね。

 軍事のことはともかく、大きな理念をもっていろいろなことを盲点なく構想し、そして実現のための施策を立てて進めていける政治能力を備えていたカエサル ・・・ こういうところを学んで現代に生かしたい思いがしてまいりました。

 私の心に残ったカエサル ・・・シーザーのことばを次回、書かせていただきますね。

 今日も、よい日となりますように。

 

 

 

 

 

 

 ご存じ

のように、カエサルは元老院の会議場で暗殺されてしまうのです。首謀者たちは14人・・・二年ほどの間に

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