« 『音楽史を彩る女性たち』 五線譜のばら2 | トップページ | 歯医者さん »

2012年8月19日 (日)

『龍太語る』

Photo

『龍太語る』

 著者 飯田龍太

 監修 飯田秀實

山梨日々新聞社

平成21年2月25日 初版第一刷発行

  飯田龍太さんが亡くなったのが平成19年2月25日だそうですから、この本は生前に書かれたご本人の原稿をもとに編纂され、その2年後に出版されたということなのでしょうね。

 父君である飯田蛇笏さんの後を受けて、1962年に「雲母」の主宰となり、1992年9月号をもって、それを終刊。以後、一切、俳句を発表しなかったとのこと。監修された長男の秀實さんは、龍太さんが「これだけ長い間、俳句を作っていると自然に浮かんでくる。しかし、形に残すかは別もの」と語っていたとあとがきに記しておられます。

 そのあとがきに、龍太さんがよく口にしておられたという言葉も紹介されています。

  「選は作者と一対一の対話である」

  「選に不安を感じたら続けるべきではない」

 この本に、龍太さん自薦の俳句87句が手書きの形で掲載されております。その最後にある句が今の季節によろしいかと考え、記させていただきます。

 涼風の一塊として男來る

 俳句だけでなく、随筆の名手でもあったと書かれていますが、掲載されている写真も、颯爽としたおられます。生き方がそうなのでしょうね。

 本文の、「無垢の詩心」という章に子どもにしか感じられない世界がある。それが短い詩型にまとめられた時、優れた句が生まれるという文があり、次の句が紹介されています。

 母の日の田んぼで渡すネックレス

 境川村全国小中学生俳句大会小学生の部だそうです。うーむ、すてきな句ですね。

 8月19日は語呂合わせで俳句の日とか。 今日も、よい日となりますように。

 日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけください。あなたを愛しておられる神様が喜んでくださいます。

|

« 『音楽史を彩る女性たち』 五線譜のばら2 | トップページ | 歯医者さん »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『龍太語る』:

« 『音楽史を彩る女性たち』 五線譜のばら2 | トップページ | 歯医者さん »