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2012年8月14日 (火)

宮沢賢治の短歌  3

 『宮沢賢治短歌集』 校注 森荘已池 ・発行 未知谷 からの三回目です。

  アンデルセンの物語・・・『絵のない絵本』などが素材となっている短歌 ・・・賢治は、アンデルゼンと書いています。当時はそのように読まれていたのかも知れませんね。

「聞けよ」

また

月はかたりぬ

やさしくも

アンデルゼンの月はかたりぬ

あかつきの

琥珀ひかればしらしらと

アンデルゼンの月はしづみぬ

 白鳥も登場しています。

白鳥の

つばさは張られ

かがやける琥珀のそらに

ひたのぼり行く

 結びにもう一首。

さはやかに

朝のいのりの鐘鳴れと

ねがひて過ぎぬ

君が教会

 賢治にこうした短歌があることが、クリスチャンである私には嬉しく思われました。ヨハネやカルビンという名の詠まれている短歌もあります。

 今日も、よい日となりますように。

 

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