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2012年8月27日 (月)

『唱歌・童謡ものがたり』 から♪「夏の思い出」 その2

 たくさんの曲(何千曲だそうです)を作曲した中田喜直さんが、完成したと喜んでいた「夏の思い出」だけは、母親である中田こうさんにピシリとこう言われて大幅に書き直した思い出があるのだそうです。「ちょっとお粗末なんじゃないの?」

 もう一つ秘話が ・・・ 江間章子さんが1944年に群馬を訪れて書き上げた詞をもとに、中田さんは作曲。 けれど、中田さんが尾瀬行きを果たすのは、曲を書いてから約40年後の1990年のことだったそうです。

 これについての中田喜直さんの談話

 「今なら、NHKもまずは現地を見てと言うところだが、・・・」「でもね、作家が殺人をせずに殺人事件が書けるのと同じ。詞ならともかく、曲は出来ます。」

 こういうことは知ったほうがよいのか、どうなのか ・・・。でも、知っておくのはいいことですよね。多分。

 それはさておき、この曲を最初に歌ったのは、音楽学校でドイツ歌曲を学び、敗戦直後は進駐軍相手にジャズを歌っていた石井好子さんだったとのこと。のちにシャンソン歌手として大成した石井好子さんですが、♪「夏の思い出」についてこう語られたそうです。

「あの曲をもらった時、ようやく自分の人生に薄日がさした気がして、前向きになれたんです。」

 さて、今年の夏も、あと少し・・・ 今日もよき「夏の思い出」が生まれますように。

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