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2012年9月30日 (日)

二輪の夕顔

0003  空に月 夕顔二輪 咲き出でる

 二輪並んで咲いたのは今年初めてで、思わず俳句もどきの書き出しとなりました。

 夕顔は夏の季語で、月は秋の季語。「月は四季それぞれの趣があるが、そのさやけさは秋にきわまるので、単に月といえば秋の月をさす。」と角川の俳句歳時記にあります.

  一つの句に、季語の資格のある語が二つあることになって、やはり俳句とは言えず、俳句もどきです。 

 なお、同じ季節の季語が一句の中にあると「季重ね」(きがさね)と呼ばれ、貴重な十七文字の中にこうしたダブりがあるのは歓迎されないようです。

 お口直しに、角川俳句歳時記にある夕顔の説明と句をどうぞ。

夕顔・・・夏の季語
  ウリ科の一年生蔓草。夕刻に花冠五裂した大きな白花を開き、翌朝までにしぼむ。果実は長い円筒形のものと、大きく扁平のものがある。苦みがあるためそのまま食用せず、薄く長くむいて干瓢(かんぴよう)に加工する。熟したものは、器や置物に加工する。

夕顔やそこら暮るるに白き花    太祇
夕顔の中より出づる主かな     樗良
風呂沸いて夕顔の闇さだまりぬ  中村汀女
夕顔の一つの花に夫婦かな    富安風生
夕顔の花を数へにいくところ    九鬼あきゑ
あきらめて夕顔の花咲きにけり  五島高資

 今夜は中秋の名月・・・台風との関連が気遣われます。 

 日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

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2012年9月29日 (土)

「お月見コンサート」

0002 岐阜市の幼稚園で、「お月見コンサート」が開催されました。

 

 30日が中秋の名月とのことですが、28日の月も、なかなか風流です。

 Muse Roseという名のチェロとピアノの女性二人のグループの息の合った、演奏でした。子どもから大人まで楽しめるようにと、広い範囲をカバーしたコンサートでした。

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 ♪「勇気100%」というテレビで人気の「忍たま乱太郎」の演奏が始まると、子どもたちがササササーッと前に移動しました。音楽に吸い寄せられたのですね。 

 アンパンマンマーチ・ドラえもん・ドレミの歌・浜辺の歌・赤とんぼ 

 白鳥・エトピリカ・情熱大陸・リベルタンゴ などなど 

 ふるさとを歌ってフィナーレとなりました。帰り道、月がいっそう美しく見えました。 

 今日も、よい日となりますように。

 

 

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2012年9月28日 (金)

岐阜国体

Photo JR岐阜駅前の幟(のぼり) ・・・旗の裏側からしか撮れませんでしたので文字も裏返っております。お手数をおかけします。 

 前回の岐阜国体が開催されたのは私が大学一年生の年でした。(東京オリンピックの高校3年生だったのです。)

 個人的な感慨ですが、前回の岐阜国体の時、私は今より47歳ほど若かったのですね。 うーむ・・・遠いまなざし  

  それは、それとして、JR岐阜駅前には、織田信長公の像があります。 

  奥様の濃姫(のうひめ・・・斎藤道三の娘)とのアベック像だと、さらに人気が増すのではないかと私が申しますと、「濃姫さん一人だけの像でもいいかも」という人がおりました。 家内です。 ← その心理の分析は、やめておいたほうが無難ですよね。

 

 仲秋の名月となる30日まで、あとしばらく。 今日も、よい日となりますように。

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2012年9月27日 (木)

優しき知恵

Pap_0000  夕方の散歩も魅力的な季節になってきました。 

 おっ ・・・ 立体的に折られたカラスが何かおねがいをしています。 

 うーむ、これは優しき知恵と申しましょうか、ふるさとを支えてくださっている素敵なかたがおられることに感じ入りました。 

 こういう発見もありますから、散歩もますますいいものに思えてきます。 

 ありがたいことですね。 

 今日も、優しき知恵に出会えるよい日となりますように。

 

 

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2012年9月26日 (水)

『一所懸命』  岩井三四二 著

0002『一所懸命』 

 著 岩井三四二(いわい みよじ) 

 講談社 2007年1月18日 

 第一刷発行

 作者は岐阜県出身 1958年生まれだそうですから、私より一回り若いかたです。 この作品で1996年小説現代新人賞を受賞し、作家デビューされたそうです。 

 この作品は、斎藤道三と斉藤義龍の戦いが決着するところで結ばれています。

 息子を道三側に人質に取られながらも義龍側について所領も安堵された主人公、福光右京亮(うきょうのすけ)ですが、歴史では、この後、織田信長が道三の弔い合戦に乗り出してくるのですから、つかのまの憩いということになりましょう。

 稲葉城(岐阜城)をはじめ、鷺山城、早田、土居(つちい)、城田寺(きだいじ) ・・・ と、今も続いている岐阜市内の地名とそこに住む人々が登場するので、身近に感じられる作品でした。

 つかの間の憩いの期間ですが、戦いのために遅れた田植えの風景と会話でこの本は終わります。

 一陣の風で、稲の葉が裏返って、一面の緑が浅い色調に変わった。 

「少しばかり田植えが遅れても稲は育つものやな」 

「へえ。それはもう、ありがたいもので」

与三衛門の返事にうなずいて、右京亮は田の畦道を歩いていった。

 主君の命令にとまどいながらも・・・いえ、誰を主君とするかにも迷いつつ才知を働かせて戦乱の時代を生きていく小さな領主・・・時代は異なりますが、今も形を変えてある人生が描かれているともいえましょうか。

 今日も、よい日となりますように。

 

 

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2012年9月25日 (火)

ふるさとの秋

0003  実りの秋・・・所用があって訪れた私のふるさと、飛騨の高山でも稲刈りが進んでおりました。 

  この写真の雲の上にそびえている山は、乗鞍・・・最高峰は3026メートルです。 朝な夕な眺めて育ったふるさとの山の何となつかしいことでしょう。

 

 帰り道、道路脇のサルビアと稲架(はさ)の光景にも心惹かれましたので写真を撮りました。

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  帰りの標高1113メートルの峠のあたりでは、気温「12度」の表示が出ていました。

 深まる秋・・・ 今日も、心深まるよい日となりますように。

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2012年9月24日 (月)

夏のなごり

0003 グリーンのカーテンの役割を果たし、バナナと合わせて新鮮なジュースとなったり、佃煮になったり、チャーハンの具となったりしてくれたゴーヤ・・・そろそろ、その恩恵もフィナーレが近づいてきました。 

 洗面所の窓から収穫する直前の、いわば夏のなごりの記念写真です。

 まだまだ暑い日が続くかもしれませんが、虫の声、秋らしい雲(えーと、鰯雲などでしょうか) ・・・ そしておいしい栗などをいただくようになり、着実に秋がやってきています。

 よき実りの秋の一日となりますように。

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2012年9月23日 (日)

なべぼうし

0005 9月20日の岐阜新聞朝刊に、「鍋帽子」に脱帽という記事が載っていました。 

 日本最初の女性新聞記者といわれた羽仁もと子さんが創刊された月刊誌『婦人之友』の読者で構成されている友の会の自信作・・・それが鍋帽子です。

 加熱した鍋を火から下ろし、座布団と帽子型の布団で包み込んでおくとほかのことをしていても焦げ付かせる心配もなく、調理、保温ができ、エネルギーの節約にもなります。上記の記事では、煮立ってから5分間、鍋帽子をかぶせておくだけで程よい柔らかさにポトフが仕上がると紹介されています。 

 友の会の方たちの知恵が詰まったレシピ本、「魔法の鍋帽子」も刊行されたそうです。我が家でも恩恵にあずかっています。

 今日も、よい日となりますように。 日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけください。

聖書の言葉  

わたし(神様)の目には、あなたは高価で貴い。わたしはあなたを愛している。

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続きを読む "なべぼうし"

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2012年9月22日 (土)

ラインホールド・ニーバーの祈り

   アメリカの神学者、倫理学者ラインホールド・ニーバー(1892-1971)がマサチューセッツ州西部の山村の小さな教会で1943年の夏に説教したときの祈り ・・・1943年は昭和18年、私がまだ生まれていないときにアメリカで祈られた祈りが、広く伝わっていること自体、不思議なことですね。

 インターネットは、人と人とを結んで確かに便利です。でも、電力も機器がなくても、神様と私たちを結ぶ直通の故障知らずの回線があります。  そう、それが祈りなのですね。

 前置きが長くなり、すみません。代わりといってはなんですが、ニーバーの祈りをご紹介して、その後は静かにさせていただきます。

++++
神よ
変えることのできない事柄を
平静に受け入れる恵みと、
変えるべき事柄を変えていく勇気と
変えられないものと、変えるべきものを
見極められる英知とをお与えください。

一日一日を生き
その一瞬、一瞬を楽しみ
苦難も平和への通り道として受け入れ
イエスがそうなさったように
罪ある世界をありのままで受け止め
自分がそれを手に入れるということではなく
あなたがすべてを善きものにしてくださると信じて
あなたの御意志に委ねつつ生きられますように

この人生でそれなりの幸せを味わい
次の世では、あなたとの永遠の至福を味わえますように。
                   アーメン

ラインホールド・ニーバー(大木英夫 訳)
++++

 今日も、よい日となりますように。

 明日は日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2012年9月21日 (金)

「顔は前向きについているから 前向きに」 松谷みよ子さん

Photo_2  松谷みよ子さんが岐阜市で講演されたのはずっと前のことですが、語られた中にこんな一節がありました。 

 「顔は前向きについているから、人は前を向いて歩いていると思います。(皆さんも、そして私も)」 

 ちいさいモモちゃんシリーズは1964年の第一作から、30年をかけて完結したそうです。

 直樹とゆう子の物語は、『ふたりのイーダ』(1969年)から『あの世からの火』(1993年)までの五作 ・・・ 

 上の二つと、民話を加えた三つの柱の作品を、前を向いて足を運び、書き綴ってこられたのですね。

Photo_3 講談社の『松谷みよ子の本』第3巻(1995年12月25日 第一刷発行)は「直樹とゆう子の物語・全1冊」となっています。

 時間をかけて書かれたものですから、時間をかけて読もうと思います。

 今日も、よい日となりますように。

 

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2012年9月20日 (木)

『おくうたま』 岩井三四二(いわい みよじ)著

Photo『おくうたま』  岩井三四二 著 2010年12月25日 初版 第一刷 発行

 おくうたま こういう書名です。・・・ 何のことだろうと手にとって読み始めました。分かりました。381ページで結びとなる本の、巻末から4ページのところに。

  織田信長に滅ぼされた浅井長政の子の一人が追っ手から身を隠す苦しい日々を送りながら人間的に成長し、選び取る道が「おくうたま」・・・ある幼な子の発する幼児語なのです。

 気になる方は、どうぞ。 思わせぶりですみませんが、作者が伏せているものを簡単に明かしてはいけないと思いますので。

 作者は1958年に岐阜県で生まれた方だそうです。「一所懸命」で96年に小説現代新人賞を受賞してデビュー。以来、歴史群像大賞、松本清張賞、歴史文学賞、中山義秀文学賞など、大きな賞を受けておられます。

 『おくうたま』の読後感、よかったので、この方の著作を読んでみたいと思っています。 今日も、よい日となりますように。

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2012年9月19日 (水)

みのり 2

0012 まだ食べるには間がありますが、柿も実り始めました。

 「早く芽を出せ、柿の種」・・・さるかに合戦を思い浮かべましたが、はさみをちらつかせてせき立てないで、じっくりと 成熟させた柿は、またひと味ちがいますね。

 岐阜の富有柿を食べて、柿のフアンになったというかたに何人もお会いしました。本当においしいのです。

 学問や仕事、そして子育てにおいても、よきみのりの季節となりますように。

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2012年9月18日 (火)

みのり

0011稲かけて天の香久山かくれたり

               富安風生

  稲架(はさ)に稲束をかける風景は、だんだんと少なくなっている地域が多いのではないでしょうか。

 それゆえに、こうした光景に出会うと、懐かしさ、郷愁をかきたてられます。

 岐阜市の東部での光景で、まだまだこれから実りを迎える田のほうが多いように感じています。  

 今日という日、野にも、山にも田にも、そして教室にも、よき実りがありますように。

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2012年9月17日 (月)

夕顔

Photo  夕顔が咲きました。はかないところに風情があります。でもそれだけに写真を撮るのが難しいですね。

 夕闇の光の中ではうまくうつらず、フラッシュをたくと白い花なのでハレーションを起こす ・・・ 朝の光だと、夕顔の感じが出ない ・・・ということになりがちです。 なりがちな写真ですみません。

 今日も、よい日となりますように。

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2012年9月16日 (日)

2÷0 = 0 ?

 「2÷0 = 0」 これは、あっていますか ?

 授業参観させていただいていた中学校の教室で、先生がこう尋ねました。

「答えはゼロ で いいと思う人」  数人

「では、ゼロでは ないと思う人」  数人  

 迷っている生徒が半分ほどでしたでしょうか。

 ゼロではないと考える生徒が、そう考える理由を述べるようにと指名されました。

「たとえば、6÷3=2 が正しいかどうかは、検算して、2×3=6 正しい、となります。」

「2÷0 =0 が正しければ、検算で 0×0=2 とならなければいけませんが、0×0 = 0 で、そうはなりません。 ですから、2÷0=0 は、正しくありません」

 あざやか !  

 私は、有る数を無い数で割るのは不能 と習ったように思います。(あまりに遠い昔のことで、定かではありませんけれど。)そこでこういう問題に関する思考は完結していました。

 ですから、目の前ですらすらと上記のように述べる中学生に、よい意味での大ショックを受けました。剣道で「メーン」とあまりにも綺麗に一本決められて、敗北感というより、むしろ爽快感が湧いてくるような感じと言ったらよいでしょうか。 こうした学力が育っていることをとても嬉しく、そして心強く思いました。

 さて、今日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

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2012年9月15日 (土)

『日本がもし100人の村だったら』 池上彰

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『日本がもし100人の村だったら』

池上彰 著 協力 池田香代子

2009年11月26日 第一刷 発行

 『世界がもし100人の村だったら』という本を読まれた方は多いのではないでしょうか。私もそういう形にするといろいろなデータが分かりやすくなるなあと興味深く読みました。

 本書は、その日本版と申しましょうか。ある学校を訪問したとき、この本が書架にあったので、こういう本があることを初めて知った次第です。

 驚いた項目がいくつかあります。☆ 人口 ・・・日本の人口は2050年には一億人をわり、2100年には、現在の半分、6400万人になるとのこと。

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◇ 労働時間

 働いている100人の内、週に50時間以上働いている人は?

日本人 28人 ・・・世界一

アメリカ人20人

フランス人 6人

オランダ人 1人

□ 0歳児の死亡率は 100人の内、0.3人で世界第二位の低レベル

 ところが、

※ 1歳から4歳までだと、10人の内0.1人が亡くなり、これは先進国で最悪の数字  原因は、主として集中治療の未整備が要因だそうです。

 ↑ このことに一番 びっくりしました。

 それはともかく、この本のよいところは、巻末に〈数字〉の出典と注があるところです。

 あとがき対談というページでは池上彰さんと協力者の池田香代子さんがざっくばらんに意見を交わしています。

 その中で、嬉しかったことは・・・OECDの学習到達度調査PISAで、世間は日本の子どもの学力が低下したと騒いでいるけれど、PISAの調査の分析には「日本の学力はトップクラス」と書かれていること。国が教育費を使っていなくて、国際的な学力でこんなに上位を維持しているとはすごいこと、とお二人が評価していること。 

 人口が1億人を超えている国で10位以内に入っているのは日本以外にないそうです。 これは、教育の道を志して歩んできた者としては嬉しいですよね。

 ただし、本文の中に「高校生100人のうち44人はほとんど勉強をしません」とあるのはいただけませんね。 でも、それが本当とすると、心機一転して熱心に勉強し始める高校生はどんどん成績が上がるチャンスに恵まれるということかもしれません。

 こう書いているときには、自分自身が心機一転勉強する高校生だったかどうかということは、とりあえず棚上げしています。

 さて、統計はともかくとして、人生は一人一人のかけがえのないもの・・・今日も、よい日となりますように。 

 生きている一日一日(ひとひ ひとひ)が 晴れ舞台 

 By  ムーミンパパ

 明日は、日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2012年9月14日 (金)

ピアノのある風景

Photo_2 織田信長公が「天下布武」を唱えた岐阜の金華山 ・・・ そのふもと近くに「布武」というお店があります。

  ご主人は、子どもたちが弾いて、音楽好きに育ってくれればと、白いグランドピアノ・ベーゼンドルファーを開放してくださっています。

 大人にも「どうぞ、どうぞ」と自由に弾かせてくださり、時々はコンサートも開催されます。

 ランチタイムに久し振りに寄り、お客さんのリクエストにお応えして「涙そうそう」と「アメージンググレース」 を弾かせていただきました。

  あるお客さんとご一緒されたお孫さんが沖縄の曲が好きとのことで、エイサーが弾けるとよかったのですが、私のレパートリーで沖縄に関係のある曲はとりあえず「涙そうそう」だったのです。

 「アメージング・グレース」は、数人のご婦人のグループのお一人がリクエストしてくださいました。

 拍手とお言葉をいただきましたが、お礼を申し上げたいのは、つたない演奏を聞いていただいた私のほうです。

 聞いていただくからには、日々の練習をしっかりと積まないと申し訳ないですよね。

 芸術の秋 ・・・ 日々の練習に励みたいと思います。

 今日も、よい日となりますように。

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2012年9月13日 (木)

「セレンドピティ」 幸運な偶然

「セレンドピティ」 serendpity  このことば、以前にも見かけたのですが、失念しておりました。最近、また見かけたので、忘れないうちに調べてみました。

 セレンドピティとは、もともと探していなかった何かを発見する力のことをいうのだそうで、名付け親のいる造語だそうです。たとえば、ペニシリンが開発される糸口に、これが働いたのだとか。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%94%E3%83%86%E3%82%A3

 10月4日に101歳の誕生日をお迎えになる現役の医師、日野原重明さんが『「幸福な偶然」セレンドピテイをつかまえる』という本を書いておられることが、上記のページで分かりましたので、読んでみたいと思います。

  何か、身近なものごと、身近な人について、新たな、よい発見ができたらすてきですね。

 今日も、そんなよい日となりますように。

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2012年9月12日 (水)

鈴懸(すずかけ)=プラタナス

Photo 岐阜市のある小学校の校庭に、大きなすずかけの木があります。

 ♪「すずかけのみち」という1957年にヒットしたクラリネットの鈴木章治さんが演奏する名曲を思い出しました。

 ザ・ピーナッツが歌っている画面が見られるユーチューブのページに出会いましたので、よろしければ、どうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=Rhk6ah-x-90&feature=related

 すずかけ=プラタナス ということを知って、♪「風」の歌詞の「プラタナスの枯れ葉舞う冬の道で」を思い浮かべました。はしだのりひことシューベルツでヒットしたフォークソングですね。

http://www.youtube.com/watch?v=HUI7SNT7jOw&feature=related

 花や木の名前と実物が結びつけられるように心がけていたいと思います。たとえば、秋の七草を秋の野に出て見つけることができたら、これはなかなかすごいことではないでしょうか。

 今日も、よい日となりますように。

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2012年9月11日 (火)

松谷みよ子さんの〈直樹とゆう子の物語〉シリーズ

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『私のアンネ・フランク』

松谷みよ子 著

偕成社 2005年1月 初版第一刷

 この本の巻末に、児童文学作家 砂田 弘さんが書かれた解説に、松谷みよ子の世界の三つの柱とあります。

 第一は『龍の子太郎』をはじめとする民話系創作

 第二は、『ちいさいモモちゃん』からはじまる〈モモちゃんとアカネちゃんのお話〉シリーズ

 第三の柱は〈直樹とゆう子の物語〉全五作

 私は、第一、第二はずっと以前に読了したのですが、この第三の柱のことを今回知りました。ただ、このシリーズの第一作、『ふたりのイーダ』は読んだことがあるのでした。このシリーズの素材・テーマは、次のようにとても重いものです。私は第二作、第五作はまだ読んでいません。

 松谷みよ子さんは『龍の子太郎』や『ちいさいモモちゃん』を書いた人というイメージを描いていた私には、勇気を奮い起こさないと読めない本かも知れません。けれど、読み進めるのに必要な力を読者に持たせてくれる構成、展開を松谷みよ子さんは用意してくれているように思います。

『ふたりのイーダ』     ヒロシマ 原爆

『死の国からのバトン』  公害

『私のアンネ=フランク』  アウシュビッツ

『屋根裏部屋の秘密』   七三一部隊

『あの世からの火』     大陸で過酷な半生を送った女性

 今日は、アメリカで大きなテロ事件のあった日です。ユネスコ憲章の前文にうたわれている砦、心に平和の砦を私たち一人一人が築くことができますように。 

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2012年9月10日 (月)

♪CD「日本のうた」 千住真理子さん

Photo  NHKテレビで、被災地の方々に千住真理子さんがミニコンサートをプレゼントされたのを見ました。

 結びに演奏されたのが、「浜辺の歌」です。

 津波で計り知れない被害に遭われた方々に、この曲がどう受けとめられるのかと、私は気がかりでした。

 けれど、映し出されたのは多くの方のじっと聴き入る姿と、コンサート後の感動の言葉でした。

 このCDのジャケットに千真理子さんは次のように書いておられます。

 2011年3月11日以前の日本を~取り戻すことの出来ない穏やかな誇らしい日本を~心から懐かしむ。

 「日本のうた」は今の私たちにとって日本の魂そのものだ。日本の歌にあるのは「かけがえのない日本そのもの」であり、失ってしまったものも、失っていない心も、歌には残されている。

 だから私は日本の歌を弾きたい、と思った。今いちど、日本を見つめ直し、誇りを持ってうばらしい日本を皆と共に思いだし、取り戻したい。日本のみならず世界中の人に、このすばらしい日本のメロディーを知って欲しい。そして大切な、愛する日本を、美しい日本を取り戻すために、様々などりょくをしていきたい。今私は愛器ストラディバリウスで、日本の歌の魂をかなでたい。 I love Japan !

 こうした心で演奏された♪「浜辺の歌」だからこそ、被災地の方の魂に受け入れられたのだと思います。

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 このCDには、12曲が収められています。

 演奏活動をやめていた千住さんを音楽の世界に再び立たせたのは、この世での生をまもなく終えようとしていた方の千住さんの演奏をもう一度聴きたいという切なる願いに応えてヴァイオリンを手にしたのがきっかけだったそうです。

  音楽を通じて、聴き手と演奏者とは双方向で結ばれ合う ・・・ そのようなことを思いました。奥が深いのですね。

 今日も、よい日となりますように。

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2012年9月 9日 (日)

どんぐりとクラフト

  • 0004  帽子をかぶったみどりのドングリ、そして折り紙のクラフト ・・・ ピーターパンたちのいるネバーランドの、地下の家への入り口がこんな感じのキノコだったような気がしてきます。

 うーん、秋・・・秋ですよねぇ。

 今日も、よい秋の日となりますように。

 日曜日、キリスト教会の礼拝にどうぞ。

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2012年9月 8日 (土)

飛騨風の焼茄子

0003   大きな茄子をいただいたので、飛騨風の焼茄子をこしらえました。

  切れ目を一本入れて、あたためていると口が開いてきますので、味噌、砂糖、そしてネギか、ニラなどを入れます・・・ 飛騨だと炭火で焼いて「焼茄子定食」というメニューがあると思います。

 「ほう葉味噌定食」というのがありますから、「焼茄子定職」というのも多分あるでしょう。飛騨育ちの身としてはわざわざそれがあるかどうかを確かめにお店に食べには行きませんから多分としかかけませんけれど。

 夏痩せしなかった身としては、味覚の秋には控えめにしていないといけませんね。 などと殊勝なことを記しておりますが、その内に「ムーミン谷の住民は、冬眠するのです。冬眠に入る前に、おなかをいっぱいにして」などとたくさん食べることを肯定するのが例年のパターンです。

 今年こそ、そうしたパターンから抜け出したいと思っていますけれど。

 そうだ、スポーツの秋を今年こそ、名実ともにそうなるように心がけますね。先日、たいへん久しぶりに卓球をする機会がありました。 ここに活路を見出したいと思います。卓球部員だった高校時代、中学時代は遠い昔のことになってしまいましたけれど。

 今日も、よい日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2012年9月 7日 (金)

『夜鳴きめし屋』 宇江佐真理

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『夜鳴きめし屋』 

宇江佐真理 著

光文社 

2012年3月20日初版第一刷発行

 著者は1949年函館生まれ 当代きっての時代小説家 と評されているそうです。

  江戸の町を舞台として、貧しくとも人情豊かな世界が描かれている作品です。

 長五郎という若者が、古道具屋を営んでいた父親のあとをついだものの、修行していた質屋の経験はあまり役に立たず、がらくた置き場のようになってしまう見世(みせ)・・・母親と相談して、手探りで居酒見世というか、お酒を出す一膳めし屋を長五郎は開きます。

  苦労の甲斐あって、何とか軌道に乗った頃、母親は亡くなってしまいます。ふだんはおとなしいのに、大きな顔をして何年も飲食料をツケにして払わないまま国に帰ろうとする侍にプチンと切れて真っ向から啖呵を切る長五郎。そうかと思うと夜の遅い芸者の子には子ども料金でおいしいものを工夫して食べさせる性分でもあります。

 喜んで通ってくる子どもの一人は、ひょっとしたら、長五郎の子どもなのでしょうか  ・・・ この先どうなるのかと読み進みながら、残りページが少なくなるのが惜しいという思いにさせられました。 よろしければ、どうぞ。

 今日も、よい日となりますように。

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2012年9月 6日 (木)

矢羽根ススキ

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  雨上がりの庭の矢羽根ススキを撮ってみました。 うーん、もう少し迫ったほうがよかったようですね。

 涼感があって、秋らしさを感じ喜んでいた分、写真があまくなったようです。

 もう一枚、雨を何とか撮ろうとした写真を添えさせていただきますね。

 芸術の秋とは、なかなかいきませんけれど。

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 今日も、どこかに秋らしさを見いだせる、よい日となりますように。

 

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2012年9月 5日 (水)

『朝はアフリカの歓び』 

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『朝はアフリカの歓び』

 曾野綾子 著

 文藝春秋社 2012年4月20日

 第一刷 発行

 良くも悪くも曾野綾子らしさが一本通っている生き方・考え方を貫いている作家 ・・・ これが私の曾野綾子観です。別に押しつけるわけではありませんが、あなたもそう思っていらっしゃいませんか?

 でも、それは、曾野綾子さんが自分の在り方・生き方をはっきりと表現し、旗幟を鮮明にして歩んでおられることでもありましょうから、なかなかのかただと思います。

 本書は、1972年に海外邦人宣教者活動援助後援会(JOMOS)を設立し、2012年にその代表を退任するまで、企業などからの大口の寄付金は受け付けず、個人の善意によって届けられた寄付、総額17億7千万円を、どのように考えてどんな用途に贈ったか、そしてそれが正しく用いられていることを見届けに行ってどんな状況だったかなどが明快に記されている本です。見届けに行く費用などは全て自腹だそうです。

 企業やお金持ちの個人を頼らないのは、ある神父が曾野綾子さんに言った言葉に基づくものです。

「曾野さん、こういうお金は一人の人に出してもらわないようにしてください」

「どうしていけないんですか?」

「人を助けるというようないい機会は、一人の人が独り占めにしてはいけないでしょう。多くの人にその機会を分けてあげるようにしてください」

 私はそれまで誰からもそのような言葉を聞いたことがなかった。

 また、別の神父さんの言葉も記されています。

「ボランティアが楽しくなったらやめた方がいい。それは自己満足になっているのだから」とすばらしく鋭敏な釘を刺された記憶もある。

 貧困に苦しむアフリカの現実、けれどすばらしく澄んだ夜明けにも言及されています。

  私はあの清澄と燃え上がるような生命のきざしを見せるアフリカの払暁を見られただけでも、生きてきてよかった。そのために少しは働いて当然だったのである。象徴的にも、「朝はアフリカの歓び」であることを、私は確実に見たのである。

 今日も、素敵な夜明けに始まるよい一日となりますように。

 

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2012年9月 4日 (火)

花ジンジャー

Photo   庭に花ジンジャーが咲きました。とても綺麗な白色ですね。

  そして、香りがとてもいいのです。得も言われぬジンジャーの香りです。

 食べるものではないそうです。

 フレフレッ ジンジャー

 フレフレッ ジンジャー

 あ、あなたは鋭いかたです。

 私の言おうとした駄洒落を見抜いてしまいましたね。

 そうです、花ジンジャーにエールを送ったので、 ジンジャーエールです。 ・・・ すみません。

  でも、体育会のシーズンも近づいていますので、お許しくださいませ。

今日も、よい日となりますように。

 

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2012年9月 3日 (月)

『じょうちゃん』 松谷みよ子自伝

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『自伝 じょうちゃん』

松谷みよ子 著

朝日新聞社 2007年11月30日

         第一刷 発行

 ご存じの方も多いことでしょう。

 児童文学者の坪田譲治さんに原稿を書きためていたノートを見ていただくと「生原稿でこれだけのものを読んだのは初めてです」と言っていただけたとのこと。 「貝になった子供」が「童話教室」という雑誌に掲載され、以来、坪田譲治に師事し、作家へと育てられた松谷みよ子さんの自伝です。

  『龍の子太郎』(国際アンデルセン賞優良賞)、「モモちゃんとアカネちゃんの本シリーズ」(全6巻講談社)、絵本となった作品もたくさんありますね。

  松谷與次郎という大きな仕事をした弁護士の娘であること、その父が交通事故で亡くなった後、生活が一変したことなどをこの自伝で初めて知りました。大きな木は、目に見えないところで大きな根を張っているのだと改めて思いました。

 母が「女は一生台所に他立たにゃならん。だからいま本を読みなさい」とそろえてくれたアルスの日本児童文庫76冊、興文社・文藝春秋社の小学生全集88冊などを皮切りに、たくさんの本に親しんだそうです。

 また、教会の日曜学校で上演され、小学生だった松谷さんが初めて見た人形劇「靴屋のマルティン」が、後年の歩みに影響したことも書かれています。この劇の中の天使の鈴を振るような声がいまも耳に残っているそうで、感受性の強い時代に心を込めたよいものにふれることのすばらしさが感じられました。

 私は、松谷みよ子さんが来岐してされた講演を聞かせていただいたことがあり、「大人と子どもがすき焼き鍋を囲んでいるとき、大人は鍋の中の煮え具合を見ているけれど、子どもは鍋の底にあたる焔を見ている」と子どもと大人の視点の違いを話されたことを懐かしく思い出します。

 今日も、いろいろな視点からものごとを見ることのできるよい日となりますように。

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2012年9月 2日 (日)

『季の栞』 河野裕子 第十一歌集

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『季の栞』 (ときのしおり)

河野裕子(かわのゆうこ) 著

雁書館 2004年11月3日発行

 1997年から2003年の終わりまでの作品をまとめた第十一歌集です。

 自身の病気(乳癌)、父上の死などを体験し、50代という年代はそういうものを必然的に抱えこまざるを得ない年代であることを改めて噛みしめているとあとがきに記されています。 老いていく母上のことも詠まれています。

湯の加減ほどよく待ちてをりたれど母といふひと入らず眠れり

口紅のほのぼのとして十三夜   あした菊見に行こと母が言ふなり

 幼いときの思い出の歌も印象に残りました。

 上がりにはめつたに行けず「小学一年生」付録のすごろく嬉しかりしが

 対角線きれいに引けてうれしさよ小学三年生さんすうの時間

 先日、NHKでドキュメント風のドラマ「うたの家 歌人・河野裕子とその家族」が放送され、四人家族がそれぞれ短歌を詠むので家の中のことが世間に 筒抜けで、サザエさんにちなんで「短歌界の磯野家」と呼ぶ人もいると冒頭で紹介されていました。

 九月 ・・・文芸の秋でもありますね。よき日々の連なりとなりますように。

 日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2012年9月 1日 (土)

秋海棠

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 今日から9月 ・・・

 秋海棠(しゅうかいどう)と鬼灯(ほおずきの写真で幕開けです。

 角川俳句歳時記(第四版)でたしかめましたところ、どちらも秋の植物に分類されていて、ほっとしました。

 その歳時記 ・・・合本 俳句歳時記 第四版 (C) 株式会社角川学芸出版 2008 から、俳句を引用させていただきます。

秋海棠 

 花伏して柄に朝日さす秋海棠  渡辺水巴
 刈り伏せて節々高し秋海棠   原石鼎
 筆洗ふ水を切りたり秋海棠    中西舗土
 秋海棠誰もが母を亡くしゆく   岡崎光魚
 秋海棠冷えたる影を砂のうへ  髙田正子
 断腸花妻の死ははや遠きこと 石原八束

 ※ 断腸花 ・・・秋海棠のことだそうです。

鬼灯 《ほほづき》) 酸漿(ほおずき《ほほづき》)

 鬼灯に娘三人しづかなり         大江丸
 少年に鬼灯くるる少女かな        高野素十
 鬼灯の熟れて袋のなか祭         檜紀代
 鬼灯の虫喰穴も些事ならず       飯島晴子
 酸漿の秘術尽してほぐさるる      鈴木榮子
 ほほづきのぽつんと赤くなりにけり  今井杏太郎

 今日も、よい日となりますように。

 明日は日曜日、どうぞ、キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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