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2012年9月15日 (土)

『日本がもし100人の村だったら』 池上彰

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『日本がもし100人の村だったら』

池上彰 著 協力 池田香代子

2009年11月26日 第一刷 発行

 『世界がもし100人の村だったら』という本を読まれた方は多いのではないでしょうか。私もそういう形にするといろいろなデータが分かりやすくなるなあと興味深く読みました。

 本書は、その日本版と申しましょうか。ある学校を訪問したとき、この本が書架にあったので、こういう本があることを初めて知った次第です。

 驚いた項目がいくつかあります。☆ 人口 ・・・日本の人口は2050年には一億人をわり、2100年には、現在の半分、6400万人になるとのこと。

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◇ 労働時間

 働いている100人の内、週に50時間以上働いている人は?

日本人 28人 ・・・世界一

アメリカ人20人

フランス人 6人

オランダ人 1人

□ 0歳児の死亡率は 100人の内、0.3人で世界第二位の低レベル

 ところが、

※ 1歳から4歳までだと、10人の内0.1人が亡くなり、これは先進国で最悪の数字  原因は、主として集中治療の未整備が要因だそうです。

 ↑ このことに一番 びっくりしました。

 それはともかく、この本のよいところは、巻末に〈数字〉の出典と注があるところです。

 あとがき対談というページでは池上彰さんと協力者の池田香代子さんがざっくばらんに意見を交わしています。

 その中で、嬉しかったことは・・・OECDの学習到達度調査PISAで、世間は日本の子どもの学力が低下したと騒いでいるけれど、PISAの調査の分析には「日本の学力はトップクラス」と書かれていること。国が教育費を使っていなくて、国際的な学力でこんなに上位を維持しているとはすごいこと、とお二人が評価していること。 

 人口が1億人を超えている国で10位以内に入っているのは日本以外にないそうです。 これは、教育の道を志して歩んできた者としては嬉しいですよね。

 ただし、本文の中に「高校生100人のうち44人はほとんど勉強をしません」とあるのはいただけませんね。 でも、それが本当とすると、心機一転して熱心に勉強し始める高校生はどんどん成績が上がるチャンスに恵まれるということかもしれません。

 こう書いているときには、自分自身が心機一転勉強する高校生だったかどうかということは、とりあえず棚上げしています。

 さて、統計はともかくとして、人生は一人一人のかけがえのないもの・・・今日も、よい日となりますように。 

 生きている一日一日(ひとひ ひとひ)が 晴れ舞台 

 By  ムーミンパパ

 明日は、日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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