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2012年9月11日 (火)

松谷みよ子さんの〈直樹とゆう子の物語〉シリーズ

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『私のアンネ・フランク』

松谷みよ子 著

偕成社 2005年1月 初版第一刷

 この本の巻末に、児童文学作家 砂田 弘さんが書かれた解説に、松谷みよ子の世界の三つの柱とあります。

 第一は『龍の子太郎』をはじめとする民話系創作

 第二は、『ちいさいモモちゃん』からはじまる〈モモちゃんとアカネちゃんのお話〉シリーズ

 第三の柱は〈直樹とゆう子の物語〉全五作

 私は、第一、第二はずっと以前に読了したのですが、この第三の柱のことを今回知りました。ただ、このシリーズの第一作、『ふたりのイーダ』は読んだことがあるのでした。このシリーズの素材・テーマは、次のようにとても重いものです。私は第二作、第五作はまだ読んでいません。

 松谷みよ子さんは『龍の子太郎』や『ちいさいモモちゃん』を書いた人というイメージを描いていた私には、勇気を奮い起こさないと読めない本かも知れません。けれど、読み進めるのに必要な力を読者に持たせてくれる構成、展開を松谷みよ子さんは用意してくれているように思います。

『ふたりのイーダ』     ヒロシマ 原爆

『死の国からのバトン』  公害

『私のアンネ=フランク』  アウシュビッツ

『屋根裏部屋の秘密』   七三一部隊

『あの世からの火』     大陸で過酷な半生を送った女性

 今日は、アメリカで大きなテロ事件のあった日です。ユネスコ憲章の前文にうたわれている砦、心に平和の砦を私たち一人一人が築くことができますように。 

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