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2013年3月15日 (金)

『朗読日和』 その2

 『朗読日和』の続編として、内容をもう少し紹介させていただきます。

 著者の長谷由子さんは、朗読の魅力として、つぎの8項目を挙げておられます。

 1 作品を深く理解できる 
  2 作品の世界で遊ぶ
 3 朗読はイマジネーションの世界 
 4 舞台朗読 観客と感動を共有する
 5 文章の美しさを知る
 6 ものの見方が緻密になる
 7 朗読を学ぶ喜び  どんなふうによりも、誰に何を伝えるかということ
  8 腹式呼吸の効用
        腹式呼吸は脳の働きにも影響
        脳の疲れをとる
        脳の元気を回復させる

3「朗読はイマジネーションの世界」について、本文を引用させていただきます。

 文字は読まない 

 読み手が投げかける言葉が聞き手の想像力をかきたて、映像ばかりでなく、風やにおいまで感じさせることができたら、朗読者にとって本望です。

  そのためには文字を読まないことが大切です。朗読なのに文字を読まないなんて逆説的ですが、文字ではなく、そのものを読む。例えば、真っ暗な森と書いてあったら、マックラナモリという文字を読むのではなく、真っ暗な森そのものを頭に描いて声に出すのです。

 その森は静かなのか、騒がしいのか、不気味なのか、心落ち着くのか、風は、匂いは・・・・・・。

  もちろん、前後の文脈によって判断しますが、何よりも読み手であるあなたの心に浮かんだ「森」を読んでみましょう。

 そのとき、読み手が描いた森の姿と聴き手が描く森の姿は正確には違うかもしれません。それはそれでいいのです。大切なことは、読み手が映像を明確に描いていなければ、決して聞き手が映像を描くことはできないということなのです。 

 うーん、分かるような、難しいような ・・・ 私も自分なりに取り組んでみて、その先に腑に落ちるときがくれば嬉しいな、と思います。 

 今日も、すてきな早春の一日となりますように。

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