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2013年3月21日 (木)

『徹子 ザ・ベスト』  その2

 黒柳さんのお父さんは、新交響楽団(現在のN響)のコンサートマスターを務めた優れたバイオリニストでしたし、徹子さん自身、東洋音楽大学・・・現在の東京音楽大学で声楽を学んだ方ですので、音楽への思い入れも強いのですね。

 この本に、こういう章があります。長くなりますが、引用させていただきます。

いつの時代にも、人間には音楽が必要

 すぐれた音楽は、人の心を豊かにしてくれるものです。だから、いつの時代にも、人間にとって音楽って必要なものなんだと思います。作曲家の人生って結構悲惨で、ベートーヴェンは途中で耳が聞こえなくなって自殺を考えたり、モーツアルトも、ずいぶん貧しい生活を送ったようで、最後は無名墓地・・・・・・。それでも、命を削るようにして、すばらしい曲を残したのです。だからこそ、受け継がれてきて、クラシック音楽というのは、永遠なんでしょう。

 クラシックがさらに贅沢なのは、作曲家だけでなく演奏家のかたも、プロになるまでに、すごく時間とお金がかかっていることね。世界の有名な楽団に所属している演奏家は、みんな幼い頃からちゃんとした先生について、そこから留学したり、コンクールで勝ち抜いたりしているわけです。そういう、選りすぐりのプロの人たちの演奏が、悪かろうはずがない。たくさんの人たちが集まって、一つの曲を呼吸と心を合わせて演奏する。それだけでも素晴らしいのに、目の前で起こっている以外にも、作曲家や演奏家の、たくさんの時間の積み重ねがあるのが、クラシックなのです。

 「クラシックはとっつきにくい」と思っているかたもいらっしゃるかもしれません。でも、ぜひ食わず嫌いをせず、聴いてみてください。そうすれば、きっと好きになります。だって、聴けば、心が希望で満たされるんですから!ー後略ー

 今日も、音楽、絵画など、すてきな人類の所産と出会えるよい日となりますように。

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