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2013年4月23日 (火)

『伝える力2』 池上 彰

Photo『伝える力2』 池上 彰 著 

PHP研究所 2012年1月10日

テレビでもよく登場するお顔ですね。

 1950年 長野県生まれ、NHKで記者、キャスターをし、現在は民放で活躍しておられます。 

 以前、日本では「沈黙は金 雄弁は銀」と言われ、言葉数もあまり多くないほうが評価が高くなる傾向がありました。

 有言実行より、不言実行というのが重んじられるむきもありました。 

 けれど、国際化が進むに連れて、「男は黙ってサッポロビール」という時代では、なくなってきています。 

 やたら言葉数を多くということではなく、過不足なく、伝え合うことのできる力が重視されるようになってきているのですね。

 夫婦、親子、友人の間でも、ちょっと一声かけあっておくほうが、円満、円滑に心が通い合うことになりましょう。

 池上さんは、NHKで週間子どもニュースを担当したときに、遠慮なく浴びせられる子どもの質問にどう答えるかを考えることを通して、、伝える力が大いに磨かれたそうです。 

 原発事故で専門家にスタジオに招いて話してもらっているときに「ようめんに付着する放射性物質はですね・・・・・・」と話されるので、そのままでは、視聴者に伝わらないと思って、司会者として問いかけをしたことから、この本は始まります。 

 ようめん ・・・ 「 つまり葉っぱの表面のことですね」 ・・・ こうした問いかけをしているうちに基本的な用語の説明も丁寧に説明してくれる専門家も増えてくるのだそうです。 

 この問い返しが、なかなか難しいのですよね。池上さんは、こうした作業を和文和訳とよんでいます。 

 とてもよく勉強されるかたの、具体的な体験を通しての実例を盛り込んでの著作ですから、なかなか読み甲斐があります。 

 今日も、よい日となりますように。 

 

 

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