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2013年5月18日 (土)

交通事故から再起された芹洋子さん

Photo NHKテレビテキスト『きょうの健康』の2013年3月号に歌手の芹洋子さんの手記が掲載されていました。大きな交通事故から再起されたことが記されていました。

 「歌手の」と書きましたが、1991年5月、横断歩道を渡っていてバイクに跳ね飛ばされ、路上に叩きつけられて意識を失われ、「外傷性くも膜下出血」と診断、緊急手術。意識が戻ったのは、事故から一週間後・・・ご自分が歌手であるという認識さえ全くなくなっていたのだそうです。

 主治医は、「後遺症により、神経回路が切れた状態で、歌に関する記憶を失っています。歌を覚え直すことが、脳のリハビリになります。3か月後に決まっているコンサートはキャンセルせず、開催を目標に、すぐにリハビリを開始しましょう」と提案されたそうです。  まさに音楽療法 ・・・といえるのではないでしょうか。

 意識回復後2日目、所属事務所の社長でもあるご主人は、主治医の指示で、コンサートで歌う約30曲の入ったカセットテープを洋子さんに渡し、まだよく状況の理解できなかった洋子さんは宿題を与えられたような気持ちで一曲ずつ、繰り返し聞いて口ずさみ、覚えていくというゼロからのスタート・・・♪「四季の歌」などの持ち歌も、初めて聴くという印象だったそうです。

 一か月後、退院。練習を重ね、コンサート前には臨場感を味わうために3日間のリハーサルをして当日に臨まれたとのこと。

コンサート当日・・・会場は満席。苦労して練習を重ねた甲斐あって、舞台はラストの曲、そう、♪「四季の歌」。 春、夏・・・ところが秋の節で、歌詞が出てこなくなってしまったとのこと。あっと息をのんでしまったそのとき 会場から「秋を愛する人は」と歌声が湧き上がり、大合唱・・・。 洋子さんは、本当にうれしくて、歌手という仕事をさせていただき、よかったなと思ったそうです。新たなスタートに立たれたのですね。 

 事故の後、微熱や耳の不調などで体調が思わしくなかった時期があり、そんなときにステンドグラス制作に出会い、熱心に取り組んで、今では講師を務めることもあるそうです。

 洋子さんは、こんなふうに記しておられます。 

 人生は一度きりですが、私は二度目の人生をいただいたと思っています。〝第二の人生は、今までと違う生き方をしよう。これからはみなさんに恩返しができればいいな〟 

 心を打たれました。 ♪「四季の歌」を音楽療法のときに手話付きでプログラムに入れることが今までもありましたが、新たな位置づけも工夫したいと思います。 

 今日も、よい日となりますように。

 明日は日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

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コメント

芹洋子さんが事故に遭っていたとは驚きました。スゴイですね。
最近の音楽療法のブログ、とても勉強になりました。感謝!明日はお誕生日ですね。おめでとうございます!これからも良き歩みを!祝福あれ!

※ ムーミンパパより
  あたたかいコメント、ありがとうございます。
芹洋子さんの再起への熱意、そしてそれをささえた方々、歌・・・いろいろ学ぶところがありますね。
 加わる年齢に釣り合うよう、よい日々になるように、ゆっくりと楽しみつつ歩ませていただきます。 これからもよろしくお願いいたします (^J^)

投稿: hida owl | 2013年5月18日 (土) 16時12分

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