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2013年6月25日 (火)

『心ふれあう「傾聴」のすすめ』

0002 『心ふれあう「傾聴」のすすめ』

長田久雄(おさだ ひさお) 著

河出書房新社 2008年5月30日

初版発行

 従来、「傾聴」は「あの人の意見は傾聴に値する」というような用例がほとんどだったと思います。

 この本に書かれている「傾聴」はカウンセラーや介護に携わるかたに向けて、相手の話をよく聞いて、よい人間関係を築き、相手の方により幸せになっていただくための心構えといってよいかと思います。

 なあんだ、簡単じゃないか、聞けばいいんでしょう、聞けば ・・・ ところが、これがなかなかに難しいのです。

 相手の話を批判的にではなく、共感的に聞く・・・共感的に聞くのは、かわいそうにと思いながら同情して聞くのとは違うことだそうです。 

 「聞く」と「聴く」の違いも書かれています。 「聴く」は、目と心を向けて相手の言いたいこと、その背景も感じ取りながら受け取ること。そうして語られる回想が暗い内容である場合は、それを引きずったまま終わらないで、どこかに希望の光がさすようにして結ぶということも配慮するのだそうです。 

 介護やカウンセラーの場合だけでなく、身近な人との日常にも、教育の場でも「傾聴」、その構えは、もっとクローズアップすべきことではないかと、反省しつつ読んでおります。ちなみに、傾聴のための教室における研修では、若者たちになかなか傾聴のできない傾向がみられるそうです。でも、年齢にかかわらず、自分のことで手一杯だと相手の心情を察しながら受容することは難しいですよね。

 今日も、大切な声を聴き取ることのできるよい日となりますように。

  神様に祈り、聖書を読んで神様の声を聴くこと・・・これが大切な土台ではないかと、読み返して反省しつつ思っております。

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