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2013年6月11日 (火)

『奇跡を信じて』 ニコラス・スパークス

0002『奇跡を信じて』

 原題

〝A Walk to Remenber〟

ニコラス・スパークス 著

アカデミー出版 

2000年11月20日 第一刷発行 

 この小説は、作者の第三作だそうで、第二作は、ケビン・コスナーが主演した〝Message in a Bottle〟だとのこと。 才能に恵まれたベスト・セラー作家なのですね。もちろん、すばらしい努力家でもあるのでしょうけれど。

 

 舞台はノースカロライナのビューフォートという南部の町。この町のバプテスト教会の牧師は、地元の高校が協力して行う劇場で上演されるクリスマスの劇という年に一度の一大行事にデイケンズの古典劇「クリスマス・キャロル」に代わって、自作の劇「クリスマスの天使」を上演することにしました。 

  なかなかの出来だと観客が驚いたその劇の内容と、書いた牧師が男やもめであること、娘を産むときに奥さんは亡くなったこと、そして、今年、その一人娘であるジャミー・サリバンが、この劇の天使の役を演ずることがこの小説の早い段階で紹介されます。 

  牧師の娘であるジャミーは、どこへ行くにも聖書を携えていて、ボランティア活動に熱心で、「神様の思し召し」が口癖の女の子 ・・・同世代の男の子とは縁遠い存在でした。 町の獣医さんは、何度、この娘に「神様の思し召し」といわれながら傷ついた動物の入っているボール箱を手渡されたことでしょう。 

 物語の語り手は、ジャミーを敬遠している男の子 ・・・ ところが、どういう巡り合わせか、自分の意図するのとは別の方向へだんだんと導かれてしまいます。

  ダンスパーティのパートナーになることを彼女に依頼すること、少しも乗り気ではなかった「クリスマスの天使」の劇に出演し、それも重要な役を担ってジャミーの相手役になること、彼女が町のいくつかの店に頼んで設置した寄付金箱・・・それは孤児院の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈るためのものでした・・・を回収し、中身を数えて彼女に渡すこと ・・・あまりにも少ないその金額に心を痛め、彼女に内緒で自分の貯金をはたいて彼女が喜び驚く金額にして渡すこと。 

 まだまだ、いろいろなことが起こるのです。よろしければ、どうぞ。 

 今日も、よい日となりますように。

 

 

 

 

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