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2013年7月21日 (日)

『三浦綾子 100の希望』

0004『三浦綾子 100の希望』

込堂一博(こみどう かずひろ) 著

いのちのことば社 

2012年4月20日 発行

 著者の込堂さんは、旭川めぐみキリスト教会の牧師で、三浦綾子さんご夫妻と親交のあった方です。この本は、三浦綾子さんの著書の中から選んだことばを込堂牧師さんが自分の感銘を込めて紹介しておられる本です。

 100の言葉のなかから一つを紹介させていただきます。

よく、原発は絶対安全という人がいるが、私は古い人間のせいか、機械を「絶対」とみることはどうしてもできない。機械を造った人間が絶対者ではないからだ。 三浦綾子 『この病をも賜として』より

 三浦綾子さんは1999年12月に天に召されています。ですから2011年3月11日から始まった原発事故のことを見てはおられません。 込堂牧師は、次のようにコメントを書き始めています。 

 このたび、三浦綾子さんの著作を読み返していて、原発に対する言及が何か所もあることに驚きを覚えました。原発は環境に優しくクリーンなエネルギーで、絶対安全と教え込まれた世代は、すっかり「絶対安全」と信じて疑いませんでした。恥ずかしいことに、私自身、今回の原発事故が起こるまで、真剣に原発問題について学んだり考えたりしてきませんでした。とても無関心で、怠惰であったと深く反省を迫られています。  (中略) 

 そして、聖書から次の言葉を紹介しておられます。 

 だれが知ろうか。影のように過ごすむなしいつかのまの人生で、何が人のために善であるかを。 だれが人に告げることができようか。彼の後に、日の下で何が起こるかを。 伝道者の書 6章12節 

 上の部分だけでは暗い不安の雲を投げかけているようにお思いになるかもしれませんが、そうではなく、絶対者である神に信頼して歩むことを呼びかけているのが聖書全体の大切なメッセージです。 

 今日もよい日となりますように。 

 日曜日。キリスト教会の礼拝にどうぞお出かけください。

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