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2013年7月27日 (土)

『認知症 ケアと予防の音楽療法』 その1

0002『認知症 ケアと予防の音楽療法』 

佐々木和佳(わか)・伊志嶺理沙(いしみね りさ)・二俣 泉(ふたまた いずみ) 著

春秋社 2009年8月20日 初版第1刷 発行 

 硬くなりがちな内容ですが、この表紙の絵から感じられるように、読み手に配慮した構成・文章になっています。

たとえば、音楽が備えている働き(機能)については次のように描かれています。

1.記憶を呼び起こす 記憶の箱を空ける「鍵」となる

2.リラクゼーション

 不安と緊張をほぐしてくれる ・・・ 歯医者さんや、CT検査のときに音楽がやわらげてくれるということがありますね

3.活性化

 盆踊りの太鼓が聞こえてくると、じっとしていられなくなる というようなこと

4.感情を動かす

 1.とも関連するのですが、以前デートした時に聴いた曲によってそのときのときめきがよみがえってくるなど。

5.コミュニケーション

 幼児が車のおもちゃを指し「ぶっぶー」と言い、お母さんが、「そうね、ぶっぶーね」という・・・内容より、こうした受け答えをすること、コミュニケーションすることそのものが重要、と書かれています。なるほど。恋人同士の会話も、会話すること自体が大事なのですよね。 夫婦もそうなのでしょう ・・・もちろん、大事な内容で心を込めて会話できたら、それはまたすばらしいことです。 年齢に左右されず、人間は他者と関わること、コミュニケーションすることを生命の維持に必要なこととして求めています。 音楽は、そのコミュニケーションの扉を開ける働きを豊かに備えているのですね。

6.表現・創造の手段

 曲に合わせて音の出るものを振るとか、たたいて音を出すとか、鼻歌を歌うとか ・・・運動機能やものを操作する力が衰えてきても、音楽は、表現・創造の活動をしやすくする働きがあります。 

 というようなことが書かれています。よろしければ、どうぞ。 

 今日も、よい日となりますように。

明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

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