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2013年7月26日 (金)

つゆ

0004 山の散歩道で見かけたつゆの写真です。

 ・・・ あの飯田蛇笏の句、

「芋の露連山影を正しうす」が浮かんできます。 一つの俳句の存在は決して小さいものではないのですね。

 調べてみますと「露」も「芋」(里芋)も秋の季語で、「芋の露」というのは一つの俳句に季語が二つ ・・・これは季重なり、あるいは季重ねといわれるが、この俳句の場合「芋の露」で一つの季語となっているととらえていいという擁護の立場と非難する立場があるのだそうです。 

 こうした対立を引き出すほど、この句は大きな存在だともいえましょう。

葉の上のつゆといえば、こんな詩に出会いました。

 

ころころ 谷川俊太郎

ころころと
心はころがる
あっちへ
こっちへ
 

ころがってぶつかる
あっちの心と
こっちの心
 

だが時に
一瞬に溶けあう

朝の光に艶めく
みどりの葉の上で
 
ふたしずくの
露のように

 

今日もオアシスの泉に出会うようなよい日となりますように。
 

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