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2013年8月 1日 (木)

『老いてなお、こころ愉しく美しく』

0002『老いてなお、こころ愉しく美しく』

長岡輝子 著

草思社 2000年9月6日 初版 

 長岡輝子さん ・・・ あの「おしん」でおしんの奉公先の加賀屋の大奥様を演じた俳優です。盛岡生まれの縁もあって、宮沢賢治の作品を朗読されたCDも出版されました。 

 この本は92歳の時に出版され、そのきっかけは、草思社の女性編集者が「先生みたいに歳を取りたい。90歳をすぎているのに、なんでそんなにカッコいいのですか、そのわけが知りたい!」と長岡さんに向けて発した難問だったとのこと。 

 書名を、歌を忘れたカナリヤをもじって、『歳を忘れた輝子さん』はどうかと長岡さんが提案したそうですが、それではボケているみたいに聞こえるといわれて引っ込めたそうです。 

 この本の内容は、ユーモアに満ちていて、そして深いので、よろしければどうぞ。私の幼いときに耳にしていたラジオ番組「ヤン坊ニン坊トン坊」の語りも長岡さんだったということもこの本で初めて知りました。 

 この本の結びにこのように書かれています。

 さて、まだまだ書いておきたい方や、書き残したこと、日々新しい発見などいろいろあるのですが、21世紀のお正月に93歳になる私はくたびれてもきたし、このへんで筆を擱(お)きたいと思います。おしゃべりはまだまだできますが、字は忘れるし、思い出すのも大変です。このおそらく最後になる私の本の最後も「最上のわざ」で終わりたいと思います。

※ 「最上のわざ」というのは、長岡さんが心ひかれる詩で、どこで公演されても、朗読の最後に必ず読むことにされていた詩です。 明日はその詩を紹介させていただきますね。 

 今日も、こころ愉しく美しい日となりますように。

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