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2013年9月 9日 (月)

栗の実

Photo  図書館の駐車場近くの栗・・・しばらく前に見たときから格段に大きくなっていて、季節の進行を目の当たりにした思いがいたします。 

 小学校、中学校では運動会、体育大会の練習をしているところが多いようです。 

 栗きんとんなどが美味しい季節がやってきているのですね。

 さて、今日は角川の歳時記から栗の句を・・・。 

栗(くり)  【季語の分類一覧】
山栗(やまぐり) 柴栗(しばぐり) 丹波栗(たんばぐり) 毬栗(いがぐり) 笑栗(えみぐり《ゑみぐり》) 落栗(おちぐり) 虚栗(みなしぐり) 焼栗(やきぐり) ゆで栗(ゆでぐり) 栗山(くりやま) 栗拾(くりひろい《くりひろひ》)

「秋-植物」の季語
ほぼ全国の山地に自生するブナ科の落葉高木の実。外側に刺(とげ)が密生する毬(いが)の中で育ち、成熟すると毬の裂け目からこぼれる。栽培もされ、焼いたり茹でたりして中の胚乳を食べる。硬く光沢のある外皮や渋皮を剝(む)き、栗飯などの料理に使うほか、菓子の原料にもする。丹波栗など大粒種もある。

行く秋や手をひろげたる栗のいが    芭蕉
栗備ふ恵心の作の弥陀仏        蕪村
栗焼く香ただよへば船灯し合ふ     友岡子郷
三つほどの栗の重さを袂にす      篠田悌二郎
死の見ゆる日や山中に栗おとす    秋元不死男
栗の毬割れて青空定まれり       福田甲子雄
山行の栗の毬より雨あがる       石橋秀野
一粒の大粒の艶丹波栗         中山純子
間道はいづれも京へ丹波栗       渕上千津
抛(はふ)られて音もたてずに虚栗   松田美子
灯の暗き丹波の郷や虚栗        赤尾恵以
栗山に在れば落日慌し         高浜虚子
栗山の空谷ふかきところかな      芝不器男
昼飯に少し間のあり栗拾ふ       赤星水竹居
下野や風雨いよいよ栗林        鈴木真砂女
栗売の声が夜となる飛騨盆地     成瀬櫻桃子

 引用  「合本 俳句歳時記 第四版  (C) 株式会社角川学芸出版 2008」より 

 飛騨高山をふるさととする私にとっては、飛騨盆地のことばが出てくる句があるのが嬉しいです。 

 今日も、よい日となりますように。

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