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2013年10月24日 (木)

『首飾り』 モーパッサンの短編

0004 モーパッサン。この作家は、長編もすぐれていますが、短編小説の名手でもありますね。

 名前は、なんだか牛さんが床屋さんに行ったような感じですけれど。そんな連想するのは私くらいのものでしょうか。 

 短編の一つ、「首飾り」は、読んでから数十年経つのに時々思い出す作品です。

 下級官吏の美しい娘、マチルドは、いつの日か上流階級の生活が出来るようになることを夢見ていましたが、同じような階層の家庭に育った文部省の役人ロワゼルと結婚しました。

 

 妻を喜ばせようと、舞踏会の招待状を手に入れたロワゼルでしたが、マチルドは舞踏会にふさわしいドレスがないから行けないと嘆きます。  ロワゼルは、いくらあれば、何とか舞踏会に着ていけるドレスが作れるかと尋ねます。マチルドが口にした4百フランという金額にロワゼルはどきっとします。 

 なぜでしょうか。友人と狩猟に行く計画をしていた彼が苦労してようやく貯めた金額がちょうど4百フランだったからです。これで狩りに必要な銃が買えると喜んでいたロワゼル・・・ うーん、こんなとき、舞踏会と銃と、どちらを選びますか? 

 ロワゼルは、マチルドに4百フランを渡し、ドレスを作らせました。一件落着、ですね。 めでたし、めでたし。

 ところが、今度は、舞踏会にふさわしい装身具をどうするか、という難問が待ち受けていました。  さて、この続きは、明日にさせていただきますね。 

 今日も、よい日となりますように。

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