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2013年10月17日 (木)

夕顔

 源氏物語の「夕顔」は有名ですね。

 金子みすゞの「ふしぎ」という詩にも夕顔が出てきます。

     ふしぎ
                  金子みすず


わたしはふしぎでたまらない,
黒い雲からふる雨が,
銀にひかっていることが。

わたしはふしぎでたまらない,
青いくわの葉たべている,
かいこが白くなることが。

わたしはふしぎでたまらない,
たれもいじらぬ夕顔が,
ひとりでぱらりと開くのが。

わたしはふしぎでたまらない,
たれにきいてもわらってて,
あたりまえだ,ということが。

           (JURA出版局「わたしと小鳥とすずと」より) 

 いろいろなことに対して、あたりまえだということにしないで、新鮮な心でふしぎと思えるのは、若さを保つ意味でも、人生を豊かに生きるためにも、大切なのでしょうね。 

 ところで、我が家の庭にも夕顔が咲きました。今回、一つ、発見したのは、夕方の、咲きたての夕顔は、ちょうど羽化したばかりのトンボの羽のように、しなっとしていて、時間の経過と共にしゃきっと花開くということです。

 Ⅰ枚目の写真は、咲きたて、2枚目は、翌朝5時過ぎの夕顔です。

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 小さく生まれて、そしてぴっと胸を張ってこの世に輝く ・・・ すてきですね。 

 今日も、そのようなよい日となりますように。

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