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2014年1月 7日 (火)

「今、ここに居ること」

0003 2014年は、テレビの番人になるような時間を大幅に減らそうと、遅まきながら自分を戒めています。 

 と言いながら、アメリカの大学で「幸福」について語られた講義がなかなかおもしろくて、しばらくの時間を割きました。科学的にいろいろなデータをもとにして語られているのがおもしろかったのです。 例えば

 ・宝くじに当たったら幸せになるか ・・・ある州で大きな金額の宝くじに当たった人を追跡調査した結果、くじに当たらなかった人との有意差はなかった → 幸運は、必ずしも永続的な幸福をもたらしていない 

 というような具合です。 そういう統計は統計として、私の場合どうなるか、ためしに宝くじに当たらせてちょうだい という気持ちが湧かないではありませんけれど・・・ 

 その学者は、幸福になる必要条件を三つあげていました。その一つが「今、ここに居ること」だったのです。  講義を受けている学生たちは、身体はその教室にいるのですけれど、他ごとに気を取られていて集中していなかったり、上の空だったりする ・・・ ある調査によると、人間にはそういう「心ここにあらず」という状態が一日の30パーセントほどあるのだそうです。ある意味、夢見る人でしょうか。 

 要注意としてその学者が例に挙げたのは、スマホ・・・これは、のべつまくなしに雑念へと誘惑する道具ですから集中力がそがれること、甚だしい ・・・ 一日にメールをチェックするのは3回までとしたグループはそうした制限のないグループと比べて、明らかに落ち着き、幸福度が増したのだそうです。 

 夢遊状態にならず、「今、ここに居ること」ができるようになったら、確実に私たちは幸福へと一歩近づくことになるのだ ・・・ 少なくとも私には逆のことで身に覚えがありますので、「今、ここに居ること」を心がけたいと思います。それは、周囲にいる人・・・ たとえば、懸命に話しかけている幼な子の心を全身全霊で受け止めることになり、お互いの幸福感を増すのですから。

 今日も、よい日となりますように。

 

 

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