一輪の梅
「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」
服部嵐雪(はっとりらんせつ)
雪の深いところに住んでおられる方の大変さをお察しいたします。どうぞ、お風邪を召すことなく、おすこやかでお歩みくださいますように。
新聞に私の住んでいる岐阜市の梅の名所、梅林公園で、開花の目印にしている梅の標本木に9輪の白梅が26日に開花したとの記事が載りました。平年より12日遅く、昨年より7日早いのだそうです。
まだしばらくは蕾ですごす梅が多いと思いますが、「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」 ・・・一雨ごとに春が近づいてくることと思います。
人を育てるとき、秋霜烈日の厳しさも必要なときがありましょうが、「はぐくむこと、春のごとし」という言葉もあります。 一輪ずつの梅があたたかさを送り出せば、やがて、あたたかさが集まって春がぐんぐんと深まっていくことでしょう。
ちなみに桜前線の進む速度は、女性の足の寸法ほどだと、さだまさしが書いています。
えっ、女性の足の寸法もいろいろではないか、ですって ・・・ まあ、一般的な男性よりかわいらしいサイズだとお思いください。 間違っても、ジャイアント馬場さんのような大きなサイズをイメージしては、なりませぬ。詩人さだまさしの感覚に花を持たせてくださいまし。
今日も、よい日となりますように。
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