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2014年3月31日 (月)

『人生に必要な知恵は すべて幼稚園の砂場で学んだ』 ロバート・フルガム

0002『人生に必要な知恵は

 すべて幼稚園の砂場で学んだ』

ロバート・フルガム 著

池 央耿(いけ ひろあき) 訳

河出書房 1996年2月26日 初版発行

 この本の冒頭に、こんなふうに書かれています。

 人間、どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を送ればいいか、本当に知っていなくてはならないことを、わたしは全部残らず幼稚園で教わった。人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、日曜学校の砂場に埋まっていたのである。わたしはそこで何を学んだろうか。

 何でもみんなで分け合うこと

 

 ずるをしないこと。 人をぶたないこと。 

 

 使ったものはかならずもとのところに戻すこと。

 

 ちらかしたら自分で後片付けをすること。 

 

 人のものに手を出さないこと。 

 

 誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと。 

 

 食事の前には手を洗うこと。

 

 トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。 

 

 焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい。

 

 釣り合いのとれた生活をすること ー 毎日、少し勉強し、少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして少し働くこと。 

 

 毎日かならず昼寝をすること。

 

 おもてに出るときは車に気をつけ、手をつないで、はなればなれにならないようにすること。

 不思議だな、と思う気持ちを大切にすること。

 

 金魚も、ハムスターも、二十日鼠も、発泡スチロールのカップにまいた種さえも、いつかは死ぬ。人間も死から逃れることはできない。 

 何よりも大切な意味をもつ言葉、「見てごらん」

・・・このなかから、どれなりと項目を一つ取り出して、知識の進んだ大人向けの言葉に置き換えてみるといい。それを家庭生活や、それぞれの仕事、国の行政、さらには世間一般に当てはめてみれば、きっとそのまま通用する。明快で、揺るぎない。

・・・各国の政府が使ったものはかならずもとのところに戻し、ちらかしたら自分で後片付けをすることを基本政策に掲げて、これをきちんと実行したら世界はどんない良くなるだろう。

 いかがでしょうか。よろしければ、どうぞ。

 ロバート・フルガムさんは1937年生まれ。これまでに、カウボーイ、フォーク・シンガー、セールスマン、バーテンダー、画家、牧師などの職業を体験し、今は、職業を問われると、哲学者と答えることにしているそうです。この本は、アメリカで4百万部売れたそうです。

 今日も、よい日となりますように。あすからの4月もすてきな日々を (^J^)

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2014年3月30日 (日)

スマートフォンって・・・

Photo しばらく前に、今の携帯電話にしてから2年間が経過し、契約更新の時期を迎えたことを書きました。 

 2年というより、もっと長い間、契約していた会社に話を聞きに行きました。ガラケーのままではあまりメリットのある話はありませんでした。 

 まあ、このままでいいか、と思ったのですが、ちょっとした操作のことで質問したい事態が起きて、その会社のショップに教えてもらいに行きましたら、それほど待っている人は居ないのに、30分ほど待っても人数が減らずに、私の印象では、とてもたどたどとしか先客の話が進んでいかないのです。 

 まあいいや、と帰宅したら、家内が「その症状だったら一度スイッチオフにしたら直るかも」」とのアドバイス。そのアドバイスが見事に効を奏して症状は改善。

 さて、ここからです。私の蓄積した負のエネルギーは、「釣られた魚には対応があの携帯会社は冷たいのではないか」 → 「少しでもメリットがあるならば、他の会社に乗り換えよう。」 → 紹介者にもメリットのある会社のチラシが入ってきた → そこでは、最新のスマートフォンが機種代金ゼロだ → 「よーし」 というわけで、あれよあれよという間に、この写真のスマートフォンと出会うことになりました。 

 ところが・・・ 文字入力の要領がうまくつかめず、なかなか入力できません。指が太いからかと、入力のためのペンを購入しましたが、まだまだ未熟です。 そこで、頭にうかんだのが、次のことです。

「スマートフォンとは、使うために指をスマートにしなさいと促すフォンのことである」 

 ここまで読んで、つまらないギャグに付き合っていただいて申し訳ありません。体型をスマートと申しますか、スリムに出来るように励みたいと思います。

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。私たちを愛してくださっている神様とのコミュニケーションは機器を通さないお祈りで、いつも直通です。これは、素晴らしい恵みですね。

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2014年3月29日 (土)

自家製 グラタン

0005 グラタン ・・・ 自家製とつけたのは、 既製品のグラタンを、ほんの時々というのが我が家のパターンとなっていたからです。 

 ミルクを飲むのも扱うのもあまり好きではない家内の人生に、ある時期から、抵抗を感じないチーズやヨーグルトが時々登場するようになりました。 

 そうではありますが、進んで食べたいとか、作りたいというメニューではないようです。

 けれど、リクエストしましたら、ごらんのようなグラタンを作ってくれ、美味でありました。   うーむ、作り方を伝授してもらって、私が作るようにすればいいのですよね。 

 こういう内情を書くより、いただいた土筆(つくし)を卵とじにした一品のことを、と思ったのですが、気がついたときには、食べてしまっていて写真の撮りようがありませんので、グラタンの記事となりました。 私は、あまり酸っぱいものでなければ、苦手な食べ物はありませんので、グラタンも、土筆の卵とじも、どちらも好きです。 あなたは、いかがでしょうか。 

 今日も、よい日となりますように。 

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

続きを読む "自家製 グラタン"

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2014年3月28日 (金)

『すてきなおばあさんのスタイルブック』 その2

 著者の田村セツコさんは、すてきなおばあさんを何人もご存じのようです。

 庭と絵本で有名なターシャ・テューダーさんにあこがれて、実際にそのお庭を見てきたそうです。

 『ピーター・ラビット』の作者、ポターさんが自分のおばあさんをすてきだと書いている文章も紹介されていますし、アガサ・クリスティの推理小説の主人公、ミス・マープルも理想のおばあさんのひとりに挙げられています。映画「ドライビング ミスデージー」でおばあさん役を81歳で演じたジェシカ・タンディがチャーミングなことも見逃さずに書かれています。

 映画「八月の鯨」の老姉妹の生活ぶりとコンパクトの「かちん」という音にも胸が躍るそうです。

こんな一節を引用させていただいて、結びといたします。  一続きの文章から断片的に取り出させていただきますが、おゆるしくださいますように。

人づきあいは頭の体操

 「気の合う人とだけつきあいたい」という考えがあるけれど、私としては「?」です。どんな人でもひとつはいいところがあると思います。苦手な人も含めて、いろんな人とつきあうと、傷ついたりつらい思いをしたりしながら、心がピカピカにみがかれる気がするのです。気の合わない人と出会うことで、化学反応が起こって、昨日とちがう新しい自分になれるかもしれません。

 「許すよろこび「っていうのもあると思うんです。ひどいことがあったら、「いい勉強になります」「あなたのおかげでいろいろ学びました。」と心の中でごあいさつ。だれかの言葉が気になったときも、「悪気はなかったんじゃないの」と思ってあまり深刻に考えないのがポイントです。 

 とにかく何があってもとりあえず心のひとやすみ。「ふう」「おやすみなさーい」

どんなことも明日考えればいいのです。眠るときは大きな木によりかかって、そよ風に吹かれている気分で安心して眠るのです。いい気分でうっとりと何も考えずに眠りの世界に入りましょう。そうすればまた生まれたての朝がやってきて、新しい「いい考え」がするりと生まれるのです。 

 ♪「新しい朝が来た 希望の朝だ」

そのとおりの朝がくる。生きていることはすばらしいなと毎朝思います。

 すてきな本だと思います。 よろしければ、どうぞ。

 今日も、佳い日となりますように。

 

 

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2014年3月27日 (木)

『すてきなおばあさんのスタイルブック』

0002『すてきなおばあさんのスタイルブック』

田村セツコ 著

WAV出版 2013年3月27日 第一版発行

 この本の「はじめに」、それも最初に、こう書かれています。

 ずっと昔からおばあさんにあこがれていました。おままごとをするころからかわいい少女とおばあさんが大好きで私の中ではそれはほとんど同じ意味合いで輝いていました。 

 うーむ、そして時が経って、今、念願のおばあさん、それも素敵なおばあさんへと成長されたのが著者の田村セツコさんなのですね。 もう少し、「はじめに」から引用させていただきます。

 

 私は朝が大好きなのですが、毎日新しい朝が生まれることにいつも感動します。

そんな朝をたくさん経験したおばあさんは 感動がいっぱいつまっていて なんだかおごそかにすてきです (中略)

年齢をポジティブに受け入れ、無理をせず、ほほみながら 楽しそうに生きるおばあさんにあこがれています

神様から与えられた特別な時間。

人生の実りのときこそ、その人らしさが輝くとき。

楽しむことを極めたおばあさんの魔法はいよいよ本番です。

この本で、そんなおばあさんのすてきな世界を たっぷりご紹介したいと思います。

 

 明日も、この本のことを書かせていただきますね。 

 今日という日が、おばあさん、そしておじいさんのすてきな日、そしてお若い方々にとっても、素晴らしい日になりますように。

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2014年3月26日 (水)

卒業式・学位記授与式

0006  3月25日 ・・・ 出勤時に、小学校の卒業式に向かう保護者の方たちをたくさんお見かけしました。 岐阜市、そして岐阜県の小学校はこの日が卒業式のところが多かったようです。 

 大学では、卒業式にあたる式を、学位記授与式というのですが、同じ3月25日、晴れやかに若人たちが巣立っていきました。 

 おめでとうございます。ご家族の方々にも、心からお祝いを申し上げます。

 私の年齢の1/3に達していない社会人、新任教師・講師たち・・・健康とご活躍を心から祈ります。

 大学構内の桜は、種類によっては咲いているものもありますが、蕾が正に花開こうとふくらんでいる状態 ・・・ 象徴的でもありますね。

 今日も、そしてこれからも佳い日でありますように。

 下の写真は、学位記授与式の後の教育学部としての祝賀会の入り口の旗・・・この日が初登場ということで記念に写しました。晴れ姿です。

0004_2

 

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2014年3月25日 (火)

『世界地図の下書き』 朝井リョウ

Photo_2『世界地図の下書き』

朝井リョウ 著集英社 2013年7月10日 第一刷発行  

 2009年の『桐島、部活やめるってよ』は映画化され、2013年には『何者』で直木賞を受賞したこの作者は、1989年5月生まれ・・・何と若いのでしょう。岐阜県出身。 

 この作品は、児童養護施設で生活する学年の異なる5人がそれぞれ悩みながらもたくましく成長していく物語です。登場する子どもたちの心が短い表現で臨場感を伴って見事なまでに描かれているのを読んでいて感じました。  

 題名も、非凡に思えてきました。 未知のことにあふれている世界に、成長すると出て行かなくてはいけない子どもたち・・・幼い時代は、やがて出会う世界の下書きにあたるということでしょうか。

 下書きといっても、雑でいい加減に書いていいというわけではなく、しっかりした地図を書くには下書きが真剣で丁寧に書かれていなければ仕上がりもそれなりになってしまうのだと思います。

 よろしければ、どうぞ。

今日も、よい日となりますように。

 

 

 

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2014年3月24日 (月)

杏の花

0003 杏の花が咲きました。寒暖の差はありますけれど、春が来ているのですね。 

 芽が膨らみ、花が咲き、実がなる ・・・ 大自然の営みの何と豊かなことでしょう。

北原白秋の詩を思い浮かべました。

    一   

 薔薇ノ木ニ
 薔薇ノ花咲ク。

 ナニゴトノ不思議ナケレド。

   二   

 薔薇ノ花。
 ナニゴトノ不思議ナケレド。

 照リ極マレバ 木ヨリコボルル。
 光リコボルル。 

               『白金ノ独楽』(はっきんのこま)より

 詩人はこう書きながら、やはり不思議がっていたのでしょう。 その感性を私たちも大切にしたいと思います。

 今日もよい日となりますように。

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2014年3月23日 (日)

『台所の祈りから 』最善の選択

Photo 『台所の祈り』  藤井康男 編集 昭和60年9月15日 発行

 親しみのわく書名です。一年間、それぞれの日付のところを読むという構成になっていて、聖書が一か所紹介され、短いお話が366日分、収められています。

 3月にこんな記事があります。 

 精巧な織物を織っているある工場では、糸がもつれると女工員たちは、ブザーを押して職工長を呼び、糸のもつれをなおしてもらうことになっていました。 

 ところが、ある時、火なり熟練した女工員が「私なら職工長の助けを借りなくても、糸のもつれぐらいなおすことができるわ」と考えて、自分で試みました。しかし、その結果は、さらに糸をもつれさせただけでした。

 職工長がやってきた、彼女は言いました。「職工長さん、私は最善を尽くしたんです」

 職工長はいさめて言いました。「あなたにとって最善を尽くすとは、私を呼ぶことです」

聖書のことば

 苦難の日にはわたしを呼び求めよ。わたしはあなたを助けだそう。

                                 詩篇 50篇15節

 今日も、よい日となりますように。

 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

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2014年3月22日 (土)

大豆と青菜の料理講習会

0002 『婦人之友』の、岐阜友の会の方々が、料理講習会を開いてくださいました。

「摂りにくいけれど 摂りたい 大豆・青菜 料理講習会」 ・・・ 春菊とツナの春巻き、ぶどう豆、じんだ汁(大豆のすりながし)、ほうれん草のおひたし などなど、分かりやすく教えていただきました。← 雨の中を張り切って出かけた家内がです (^J^)

 

 仕事を終えて帰宅した私を、カレー味の大豆そぼろのチャーハンと春巻き、そしていつもよりさらに美味なるほうれん草のおひたしが迎えてくれました。

 素朴な質問にも真摯に分かりやすく丁寧に教えてくださったと家内が喜んでおりました.。  私も恩恵にあずかることができ、ありがとうございます。 

 大豆は、めやすとして成人女子で1日80グラム、1週間に560グラムを摂取するとよいそうで、その具体例も示した資料も用意してくださっていました。

 今日も、よい日となりますように。

 明日は、日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださると、あなたを大切に思っておられる神様が喜んでくださいます。

 

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2014年3月21日 (金)

「絶句」 杜甫

0003「絶句」 杜甫

江碧鳥逾白    

 江は碧にして 鳥は逾(いよいよ)白く 

山青花欲然    

 山は青くして 花は然(も)えんと欲す

今春看又過    

 今春看(みすみす)又過ぐ
何日是帰年     何れの日か是れ帰る年ぞ

 

 「絶句」はご存じのように、四行の漢詩のことです。杜甫はこの詩の題をとくに付けずに「絶句」としたようです。

 杜甫が四川省成都で、小康を得ていた時代の作品といわれています。 明るい春の景色・・・しかし、故郷を離れていた杜甫の心は、その明るさを心から楽しめないでいます。 

 写真は、3月15日の長良川を撮ったもので、まだ山は青くなく、紅い花も咲いてはいませんが、この景色を私は好きだということで、寛容の心でご覧くだされば幸いです。

 今日も、よい日となりますように。 

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2014年3月20日 (木)

軍配(ぐんばい)

 軍配 ・・・ いくさのときに、大将が軍の動きを采配するのに用いるのが軍配ですね。川中島の戦いで、上杉謙信が武田信玄に打ちかかったときに信玄が身を守るのに振るっている場面が絵に描かれているのを見ることがあります。

 何しろ、写真や、動画を撮る機器は、まだありませんでしたから、そういうことになります。 

 どうして、いきなり軍配の話なのかとお尋ねですか。 

 おお、失礼いたしました。実は、テレビで大相撲の中継を見ていて、私の少年時代に父親が行司の軍配のことで教えてくれたことを思い出したものですから。 

 皆さんもご存じかと思いますが、力士が土俵に上がってから、何回かにらみ合って、いよいよ制限時間いっぱいになったとき、行司の軍配は、それまでとは異なって軍配の広い面が正面を向く ・・・ 私は父に教えられて初めてそのことを知ったのでした。 他にもいろいろなことを教わったのですが、やはり親に習ったことは、懐かしいですね。 いえ、決して父が武田信玄のようだったということではありませぬ。 思い出話におつきあいいただいて、ありがとうございました。 

 今日も、よい日となりますように。

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2014年3月19日 (水)

『脳と魂』

0004 『脳と魂』 養老孟司 玄侑宗久  著

筑摩書房 2005年 1月15日 初版 第一刷 発行

 養老孟司さんは東大医学部卒の医師。

 玄侑宗久三は慶応大学文学部卒の僧侶。

 それぞれの道で豊かな経験を積み、それぞれの著書も多いお二人の対談は、私が初めて知ることに満ちています。 

 そのいくつかを挙げてみます。 

 上医(上等の医師といえばよろしいでしょうか) は 国を癒やし中医は人を癒やし 下医は 病を癒やす

・アフリカのケニアはイギリス領、タンザニアはドイツ領だった。西洋が両国の国境を勝手に直線で引いて決めた。その国境が突然、きゅっと曲がっているところがある。そこは、キリマンジャロ・・・イギリスのヴィクトリア女王が親戚のドイツ皇帝の誕生日プレゼントにキリマンジャロを進呈したから。

 

・中国で、身分にとらわれずに才能のある人を登用するために行われていた科挙の制を熱心に取り入れていかしているのは、フランス。 フランスの官僚制度は科挙だと思う。おそらくフランスの持っていた貴族制度とある程度親和性があり、試験という形でいわゆる民主的な機会均等を導入したんですね。それがまさにエリートの語源 エリートは英語じゃなくフランス語。

・明治以降、東大法学部卒業生が1万何千人、一人として義務教育の教師になった人はいない。 文科省の偉い人は全部東大の法学部。現場をやってない人が現場をコントロールしているわけだから、それでまともな政策ができると彼らが思っているなら、そのほうがよほど不思議。

 いかがでしょうか。上記のことを話しているのは、養老孟司さんです。

 1937年生まれの養老孟司さんと1956年生まれの玄侑宗久さんとが交互に語っているのですが、20歳ほど年下の玄侑さんが話の筋へ引き戻したり、言い過ぎをたしなめたりしている感が私はいたしました。 

 そういう説、そういう考え方があるのか、ということがかなりたくさん出てきます。人によっては魅せられるかも知れないということで、書かせていただきました。私にとっては、終わりに近くなってから、落ち着いて読める感じになりました。 

 今日も、よい日となりますように。

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2014年3月18日 (火)

『新しき鍵 ー私の幸福論ー』  三浦綾子

0002『新しき鍵 ー私の幸福論ー』

三浦綾子 

光文社  1995年5月30日 

初版第一刷 発行

 三浦綾子さんが光文社出版局の方から求められて初めて記した書き下ろしエッセイ・・・求められてから書き始めるまでに5年が経過していたそうです。 

 本書は、ご夫君の光世さんを小父さんと呼んで人間として尊敬し、惹かれている若い女性に彼女の知りたがっていた光世さんの生い立ちと人となりの形成過程を、短歌を交えて書き記して伝えるという内容です。 

 この由香里さんという女性が結婚の話が決まったと報告に来てくれたので、光世さんと綾子さんがどのような過程を経てどんな思いで結婚し、どんなことを大切にしてきたかを丁寧に語っています。

 エッセイの後、三浦さんご夫婦の対談「結婚して36年、いま思うこと」も収録されています。 お互いのよいところを認め合い、率直に語り合っている内容は、「まあ、ごちそうさま」といいたくなるところがたくさんありますが、夫婦といえど別の人格という考え方が底に流れているからこそだと思います。 愚妻、豚児というような謙遜を敢えて控えて、心からの思いを語っておられるのですね。 

 お二人の結婚式の朝、綾子さんのお姉さんのご主人がきて、「ああ、いい天気ですね。どうですか、花嫁になる感想は?」といったとき、綾子さんの答えは、次の一言だったそうです。

「本日、世界一不幸な男性が誕生する」 

 うーん、平凡な花嫁さんではないことがこの一文からも分かりますね。綾子さんは、自分と結婚してくれるこの優しい人は人間の姿をした天使かと思ったほどだったそうです。結婚すると、時々、やはり人間だったんだと思うことはもちろんあるそうですけれど。

 この結婚式の朝、三浦光世さんは35歳、綾子さんは37歳だったそうです。 

 こういう本は、なかなか例がないと思います。よろしかったら、どうぞ。深い人間理解と信仰、そして洞察に満ちています。

 ひとりで生きていてどうなるか分からない人間同士が結婚すると必ず幸せになると思い込むことなく、聖書の言葉に立って力を合わせて歩んでいくことが結婚生活なのかもしれない・・・ これから結婚なさるかたは、夢と希望だけを描いてくださっていていいのです・・・苦労もよいこともともにすることのできるよき伴侶と出会ってくださいね。

 今日も、よい日となりますように。

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2014年3月17日 (月)

忘れ貝

 しばらく前に、俳人、黛まどかさんのメールマガジン「愛の歳時記」のことをご紹介しました。申し込むと日曜ごとに黛さんの目にとまった俳句の中から二句をコメント付きで送信してくださるのです

 3月16日の二句の中から一句とコメントを紹介させていただきます。

うつむくは貝ひろふため春の浜  岡田史乃

<季語/春の浜・季節/春>

  ふいにうつむいたのは、美しい貝がらを拾おうとしたから。決して寂しさや涙を覚られまいとしたのではありません。昔の人は二枚貝の片方の貝がらを「忘れ貝」と呼び、苦しい恋を忘れるために片割れの貝がらを拾いました。渚には様々な片思いの残り香があります。   (『愛の歳時記』より) 

 うーむ、すてきな句とコメントですね。「忘れ貝」ということばを初めて知り、新鮮な思いがいたしました。

 今日もよい日となりますように。

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2014年3月16日 (日)

聖書の核心 ・・・ ヨハネによる福音書3章16節

 3月16日・・・これにちなんで、聖書の大切なメッセージをすべて含んでいるとして「小聖書」と呼ばれているヨハネによる福音書3章16節を紹介させていただきます。

 神は実にそのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。 

 この世に与えられた御子、イエス・キリストは、私たち一人一人の身代わりとなって、十字架につけられ、苦しい死を遂げられました。そのことを信ずる人は、永遠のいのちを持ちます。 

 「友のためにいのちを棄てる。これより大きな愛はほかにありません」という言葉も聖書には書かれています。 その愛を、身をもって実行してくださったのが、イエス・キリストです。 

 このイエス・キリストの誕生を祝うのがクリスマス、十字架の死からのよみがえりを記念するのが、復活祭(イースター)です。 

 今日は、日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけください。 

 よい日となりますように。

 

 

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2014年3月15日 (土)

『それでも明日は来る』 2

昨日に続いて、三浦綾子さんの文章から。

 キリストは言われた「剣をとる者は剣によって亡(ほろ)ぶ」 この意味は深い。人間は剣をとろうとする時、既に亡んでいるのだとわたしは思う。なぜなら、剣を持つことは、人を殺そうとすることだ。しかし、人間に人を殺す権利はない。 

 「汝 殺すなかれ」と十戒にある通り、殺してはならないのだと私は思う。いや、人間が人間として生きるということは「心をつくし、精神をつくして、神を信じ、自分を愛するように隣り人を愛する」ことだと聖書は示している。わたしたち人間は、人を殺すためにも殺されるためにも生まれてきたのではない。神を信じ、人を愛するために生まれてきた。隣人のみならず「汝の敵を愛せよ」のキリストの言葉のごとく、わたしたちは愛に生きねばならない。核はおろか、ナイフ一丁だって人を殺すために持ってはならない。 

 同じ文章の前半に三浦綾子さんは、こう書いておられます。

 わたしは七年間、軍国主義の国定教科書で、スパルタ教育をした人間だった。わたしは生徒たちに最も重要なこと、すなわち「人間の生命は何ものよりも重要である。ことをおしえなかった教師である。「国のために死ぬ」ということを、最大の教育目標として教えた教師である。そして、その過失を大いなる罪として悔いつつ生きてきた人間である。わたしは二度とその過失を犯してはならないのだ。 

 過ちを繰り返さないために歴史を学ぶ ・・・ 本当に生きる学習として学んだことを生かしたいとせつに願います。 

 今日も、よい日となりますように。 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。

 

 

 

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2014年3月14日 (金)

『それでも明日は来る』三浦綾子

0001『それでも明日は来る』

三浦綾子 著

新潮文庫 平成5年2月15日 発行

平成11年10月5日 第5刷

あとがきに、三浦綾子さんは次のように記しておられます。

・・・私が絶望しないで生きてくることができたのは、「それでも明日は来る」という希望があったからだ。それがどんな明日であるかはわからぬにしても、とにかく神が私に与えて下さる明日なのだ。そう思うと勇気が出た。 

 短い随筆が集められた本で、読みやすく、そして心にまっすぐ届いてくる内容です。 吉川英治さんは印刷工をしていたときに百科事典を50回読んだということ、千利休がキリシタンだったことなども記されています。

 色紙を求められると三浦綾子さんがよくしたためたのは、聖書のコリント人への手紙8章1節だったそうです。

 「知識は人を誇らせ、愛は人の徳を高める」 

文語では「知識は人を誇らしめ、愛は人の徳を建つ」

プロテスタントとカトリックの共同訳聖書では「知識は思い上がりを招くのに対し、愛は人の向上に役立ちます」と、分かりやすく書かれています。

 三浦綾子さんは、自分を内省して次のように書いておられます。

 私たちは本当に愛と呼べるものを持っているのだろうか。 少しのことで愛している人を疑い、心を取り乱し、相手を毒してしまうような愛では、決して己れを向上させる愛とは言えない。ましてや相手を向上させる愛ではない。

「愛は人の徳を建つ」 

 この言葉が私たちのものとなるためには、正しい意味での愛がまず理解されねばならないのではないだろうか。 

 今日も、よい日となりますように。

 

 

 

 

 

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2014年3月13日 (木)

『「男はつらいよ」うちあけ話』

Photo『「男はつらいよ」うちあけ話』

池田荘太郞 著

主婦と生活社1990年11月10日 第1刷発行

1996年9月6日 第5刷 発行

 著者は、松竹株式会社の宣伝部に入社、昭和46年に新設された「寅さん課」の宣伝課長になり、昭和58年に松竹を定年退職するまで、「男はつらいよ」の宣伝にあたった方だそうです。

 とても仕事熱心な方のようで、たとえば、「男はつらいよ」の宣伝のために、当時、国鉄が力を入れていたディスカバージャパンと結んで帝釈天の宣伝を図り、「寅次郎夢枕」のワンシーンをあしらって作ったポスターは全国3千の国鉄の駅に貼り出されたそうです。

 寅さんの映画一本で観客が何回笑うかを映画館に行って調べたら、1時間45分から1時間50分の寅さんの間に121回だったという記述もあります。

映画の宣伝と、寅さんの生まれ故郷、柴又の活性化のために、寅さんにちなんだもので、皆さんに喜んでいただけるものを名物にしていこうと考え、寅さんの顔に似た四角いせんべいを作って売ってくださいとお願いしたこともあるそうです。

 ところが、そのせんべい屋さんは創業以来二百年、ずっと丸い〝だるませんべい〟を売っているんだから、今さら四角い〝寅さん〟せんべいなんて と断られたこともあるそうです。

 寅さんの第一作は昭和44年、その年に第二作が続いて、帝釈天の正月の参詣客は、それまで5万人くらいだったのが、昭和45年には15万人・・・ようやく承諾してもらった〝寅さんせんべい〟をたくさん焼いて迎えた昭和46年の正月には、何と25万人 ・・・元日に売り切れになってしまい、他のせんべい屋さんも名乗りを上げて大繁盛・・・頼んで売ってもらったので、パテント料金は無料・・・ ちょっと残念に思っているそうです。 

 相談を受け、肉を四角く切って、四角に上げる〝寅さんカツレツ〟 これも当たって、他の店から依頼が来たときには〝寅さん天ぷら〟も考えてあげたそうです。

 この本は、「寅さんシリーズ」が43作まで作られたところまで、渥美清さんや、その後亡くなった幾人かの出演者が存命中に書かれていていきいきとしています。そこが魅力の一つではないかと思います。 

 渥美清さんは3月10日生まれだとのことで、この時期に書かせていただきました。 渥美さんは、俳句もたしなまれ、俳号は、そうです、「風天」だったとのこと。

 どちらさまにも、今日という日がよい日となりますように。

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2014年3月12日 (水)

歌の力

0002 突然ですが、レコードのジャケット・・・そうです。坂本九さんです。明るい笑顔と人柄もあって、「九ちゃん」と親しまれていました。 

 世界一位になった「上を向いて歩こう」がテレビに登場したのは、NHKの「夢で逢いましょう」・・・世にいう六・八九コンビが活躍し始めた当時、私は中学2年生だったと思います。(高校3年生の時、東京オリンピックが開催されました。) ・・・六・八・九コンビは、作詞 永六輔 作曲 中村八代 歌 坂本九 ・・・ 最初、永六輔さんは、自分の苦心作が「うふへえほを むふいーてー」という感じで歌われることを受け入れがたかったらしいのですけれど・・・。

 九ちゃんは、福祉活動にも熱心だったことを、飛行機事故で亡くなった後、知りました。 

 九ちゃんの亡くなった後、それまでのように「上を向いて歩こう」や「明日があるさ」 「見上げてごらん・・・」などをピアノで弾いたり、歌ったりすることができなくなっていたのですが、多くの人が「上を向いて歩こう」を歌っていることが伝わってきて、もともと九ちゃんの歌は大好きでしたから、レパートリーとして大切にしていこうと、最近、ようやく思えるようになってきました。

 音楽療法に携わる私としては、自分自身が歌の力で元気をいただく存在でありたいと思いますから。 

 CDのジャケットも綺麗ですが、LPレコードのジャケットは、また、いいものですね。 

 今日も、よい日となりますように。

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2014年3月11日 (火)

楽観でも 悲観でもなく

 3月11日・・・いろいろな思いが去来いたします。

  3年前に起きた大震災 ・・・ 地震と津波、放射能の被害 ご家族を 友人 知人を 生活の場を 生きがいを ふるさとを 必死に築いてこられたかけがえのないものを 根こそぎ取り去られたかたがたに おかけする言葉を、今ももてないでいます。

 お祈りしています。

 楽観でも 悲観でもなく これからに向けて 自分に何ができるのか、を真摯に思考し、歩み出せたらと思います。

 岐阜県の大垣市の高校生が、手作りの絵本を被災地に贈り、それが子どもたちや仮設住宅ですごすお年寄りに、しっかりと受けとめられ、お年寄りが「私も何か自分のできるものを作ってみよう」と語っている場面をビデオで観て、「伝わった」と涙している姿が報じられていました。

 安心して戸外で活動できない福島の子たちを春休みなどの機会に放射能の心配のない地域で思いっきり活動してもらおうと、ボランティアでサポートしている福島キッズという活動を続けている人が身近にいます。

 かつて、南相馬でホームステイしたアメリカ女性が、長期間、南相馬に住んで幼児に英語を教えたり、力仕事を進んでしたりする姿も報じられていました。  支援活動によっては、時には集まった半数以上が外国からのボランティアということもある、とその番組では語られていました。 

 小さくても、「これをしよう」と心に決めて、そのことを実行し続けることができますように。

 

 

 

 

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2014年3月10日 (月)

シスター 渡辺和子 『スミレのように踏まれて香る』

0002『スミレのように踏まれて香る』

 渡辺和子 著

朝日新聞社 

 2012年9月30日 第一刷

 以前にもこの本のことを書かせていただいたことがありますが、読み返していて、感銘したものですから・・・

 

 この本は、1970年の第一著作集『人を育てる』(サンパウロ社)を改題し、文庫化したものだそうです。

内容が古くならないところもすごいですね。

 75ページにこのように書かれています。

 「文明の進歩とともに、人間はだんだん不幸になって行く。なぜなら、それは近代文明というものが、ただ好奇心のおもむくままに、無軌道に発達していて、人間のことを考えていないからである」 ・・・20世紀のはじめに、ノーベル生理学・医学賞を受けた偉大な科学者、アレキシス・カレル博士のことば。

 

 渡辺和子さんは、このことばのあと、次のように記して、「文明と人間の幸福」という章を結んでおられます。 

 人間にとって、今やもっとも未知なるものは、人間そのものである。文明の進歩を喜ぶとともに、人間についての深い考察と、そのしあわせについての配慮がなされねばならない。

 深い思索に満ちたことばだと思います。 

 今日も、よい日となりますように。

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2014年3月 9日 (日)

「桃 はじめて 笑う」

 3月10日~14日ころまでを、24節気の一つ、「啓蟄」の次候といい、「桃 はじめて笑う」時季と呼ばれるのだそうです。 今年は、まだ雪の深いところもありますが、このころの雪解け水を「桃花水」(とうかすい)と呼ぶのだとか。

 うーむ、風流と申しますか、味わいがありますね。昔は花が咲くことを「笑う」とも表現していたのだそうです。 

 通勤中に、「どうも、あれは花を咲かせている桃の木らしい」と見受けられる木があるのですが、近くに行って確かめて撮影するにいたっていません。 

 24節気は「節季」とも書かれるのですが、1年を24等分した節気とそれをさらに三等分して初候、次候、末候とした72の「気」と「候」を合わせて「気候」という言葉が生まれたのだそうです。 

 日曜日の朝から、ご存じのかたも多いのかも知れない話を申しわけありません。 「気候」の語源としてこういう説があることを初めて知って嬉しかったものですから 

 日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけください。

今日も、よい日となりますように。

 

 

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2014年3月 8日 (土)

スキップする子ども

  学校にスキップしながら向かう子の姿を見かけました。

 何か楽しいことがその子の心で跳ねていたに違いありません。

 大人は、ダンスの舞台とかミュージカル映画とかでなければ、スキップすることはめったにありませんよね。大人自身はしなくても、子どもが思わず知らずスキップするよい世の中を支え続けることができますように。 

 明日は日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけください。 今日もよい日となりますように。

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2014年3月 7日 (金)

携帯電話の更新検討期

 今の携帯にしてから2年間という期間が近づいてきて、他の会社の携帯にするのも、携帯をやめるのも自由の身(多分?!)ということらしいので、ちょっと勉強を始めました。

 まず、「ガラケー」 ・・・ ガラスのケースにでも入っているのかと思ったら、ガラパゴス携帯・・・あのダーウインが進化論を構想する端緒となったガラパゴス諸島からきているのだそうですね。 それで、とっても進化した携帯なのかと思ったら、その反対で旧態依然としているということのようです。 

 E-mailが盛んになり始めた頃、切手を貼ってポストに入れる郵便物を、電子メールに対して「原始メール」と呼んだようなものでしょうか。 

 携帯各社の比較の情報を見ました。特に店員さんの対応のところがおもしろかったです。

 「親切に応対してくれて嬉しかった。ずっと、この会社の携帯でいこうと思います」という意見と「不勉強な担当者で、ミスして謝っても口先だけなのが見え見え。本気で別の会社のに替えようと思いました。」という意見が、どの会社の評判のところにもあふれるほど書かれているのです。 

 うーん、機種の優劣や料金体系、サービスの違いもさることながら、直接顔を合わせてのコミュニケーションが携帯電話の売れ行きを大きく左右しているかもしれません。携帯電話を注文するとき、携帯を使って買うお客さんはあまりいないですよね。 

 顔を合わせての会話の伝わりよさ、伝わりにくさ ・・・ このことに改めて思いを馳せている今日この頃です ・・・ 私の思い、伝わりましたでしょうか。 

 今日も、よい日となりますように。

 

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2014年3月 6日 (木)

山里にて 2

Grl_0000  今日も、家内の撮った山里の写真を紹介させていただきます。 

 添えるのは、安立スハルさんの短歌

いちはやく花ふふみたる白梅の

  新しき枝は青く鋭く

 

 ・・・ もう少し早い時期がよかったかも知れませんが、雪の深いところもおありでしょうから、度量大きく受けとめてくださいまし。

 トンビが空に輪を描き、ヤギが田のあぜに草を食み、梅が花開き ・・・これを春と呼ばずして何と呼びましょう。

 そうそう、今日は、啓蟄。寒い地域にお住まいの方々のところにも、佳い春が訪れますように。

 今日も、よい日となりますように。

 

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2014年3月 5日 (水)

山里にて 1 ムーミンママ撮影

Grl_0002 一昨日の3月3日・・・岐阜市では陽射しの暖かい日となりました。

 

 友人と山の散歩道をムーミンママが歩いていますと、空にはトンビが輪を描いていました。 

 田んぼのそばに何か動物が・・・と、友人が見つけてくれました。 

 もう少し近づいたムーミンママが、携帯電話のカメラでズームアップ 

(ちなみにこの写真の手前にムーミンママのシルエットが)

Grl_0004

 それは、ヌートリアでした。別名、おばけネズミ ・・・ 強い生命力で冬を越して棲息しているのですね。 

 

 ブログの材料にならないかと勇気を出して撮影してくれたムーミンママ。

 

 そして、協力してくれた(?!)ヌートリア ・・・ この後、そそくさとどこかへ行ってしまったそうです。

 

 明日は、ムーミンママ撮影の別の写真、梅の花をご紹介しますね。

今日も、よい日となりますように。

 

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2014年3月 4日 (火)

『くらべない生き方』ー人生で本当に大切にするべき10のことー

『くらべない生き方』

Photo_2大平光代 鎌田實 著

中央公論社 2010年1月10日 初版発行

        2010年4月15日 六版発行

 大平光代さんは、苦労の多い育ちをされましたが、29歳で司法試験に一度で合格し、非行少年の更生に努める弁護士。

 著書の『だからあなたも生きぬいて』は260万部を超えるベストセラー。 

 鎌田實(かまた みのる)さんは、『がんばらない』『がんばらないけどあきらめない』などの著作のある医師。

  このお二人の共著は、「矢でも鉄砲でも持ってこい」とは書いてありませんが、読む方の心の内側からへこたれない力が湧いてくるような内容に満ちています。

 次の10話が内容です。

1 くらべない 2 ゆるす 3 伝える 4 無理をしない 5 繰りかえす 6 つくりあげる 7 泣いてみる 8 さらけだす 9 寄りかかる 10 つないでいく

 大平光代さんは、前書き「標語の山深い里より」で、田舎に移り住んだ一番大きな理由は、ダウン症で生まれた娘さんを、自然の中でのびのびと育てたかったから、と記しておられます。  

 鎌田實さんは、大平さんの娘さんが生まれてすぐに心臓外科の手術を受けたり、白血病の治療を受けたこと、そして大平光代さんが心から人生を楽しんで、あたたかな空気を周りに発散していることなどを、本書の後書き、「信州の田舎町より」に書いておられます。

 人とくらべないで、自分の現在とこれからを生きていくことが出来たら、と思います。

 今日も、よい日となりますように。

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2014年3月 3日 (月)

俳人 黛まどかさん の「俳句アラモード」

 俳人 黛まどかさんのブログ http://madoka575.co.jp/pub/ 

から申し込むと、日曜ごとに、「黛まどかの 愛の歳時記」というメールマガジンが無料で配信されるようになります。3月2日はこんな句とコメントが贈られてきました。

 雛(ひいな)の日 回転ドアにすれちがふ
  作者 森賀まり  <季語/雛の日・季節/春>

黛まどかさんのコメント

 回転ドアにすれ違ったのは、紛う方ない彼の人でした。しかし気づいた時には、ドアはくるりと半回転してビルの外と内に別れ別れになっていました。見えているのにすれ違ってしまった二人。隣に座っているのに、見つめ合うことのできない夫婦雛のような二人です。

 うーむ・・・ 隣に座っているのに見つめ合うことができない ・・・ そんなふうに思ったことがないので、感心してしまいました。 

 ともかく、今日は、ひな祭り・・・顔を向かい合わせて雛人形たちをレイアウトするとどうなのでしょうね。 照れてしまうでしょうか。それとも会話が始まるでしょうか。 

 今日も、よい日となりますように。

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2014年3月 2日 (日)

安立スハルさんの桃の歌

 桃の節句が近いので、桃の花の短歌を ・・・

くれなゐの桃咲き出づるいきほひを心にとめてわれは歩みし

 安立スハル

  病身だった安立さんは、30歳になったときも、60歳を超えたときも、私がこんなに生きるとはと感慨を記しておられます。2006年に83歳でお亡くなりになりましたが、五十年後に私の歌のたとえ一つでも残っていて感動してくださる方がおられたら、とても嬉しいとのことです。 

 ご自分が病身でしたので、寒さに耐えて花開く梅、そして早春の桃の花などに心惹かれるお気持ちが強かったのではないかと思います。

 

 今日も、よい日となりますように。 日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

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2014年3月 1日 (土)

鞆の浦のひな祭り

0001 今日から弥生 ・・・ 暖かくなって、よい春がどなたさまにも訪れますように。

  先日、NHkテレビで、広島県鞆の浦のひな祭りが紹介されていました。 

 以前、実際に見たことがあるので、写真をさがしてみました。

 その中から3枚、見ていただきますね。

0003
 明治30年代の雛かざり・・・ どこで雛かざりを見せていただいても、誕生の喜びと親御さんの深くて豊かな愛情が伝わってまいります。

 

 鞆の浦はアニメ映画、「崖の上のポニョ」の舞台のモデルになったとのこと。

 そして、たしか、キューピーさんの歌を作曲した方が福山市にゆかりの方ということで、キューピーさんの雛かざりも見ることができました。

 宮城道雄さんの名曲「春の海」は鞆の浦で着想を得て作られたそうで、鞆の浦の丘には、琴爪を身に付けた宮城道雄さんの像が建てられています。

0004
 今日も、よい日となりますように。

 

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝においでくださいますように。

 あなたを愛してやまない神様が喜んでくださいます。

聖書 わたし(神様)の目には、あなたは高価で貴い。 わたしは、あなたを愛している。

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