« スマートフォンって・・・ | トップページ | 『シュタイナーの鳥』 »

2014年3月31日 (月)

『人生に必要な知恵は すべて幼稚園の砂場で学んだ』 ロバート・フルガム

0002『人生に必要な知恵は

 すべて幼稚園の砂場で学んだ』

ロバート・フルガム 著

池 央耿(いけ ひろあき) 訳

河出書房 1996年2月26日 初版発行

 この本の冒頭に、こんなふうに書かれています。

 人間、どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を送ればいいか、本当に知っていなくてはならないことを、わたしは全部残らず幼稚園で教わった。人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、日曜学校の砂場に埋まっていたのである。わたしはそこで何を学んだろうか。

 何でもみんなで分け合うこと

 

 ずるをしないこと。 人をぶたないこと。 

 

 使ったものはかならずもとのところに戻すこと。

 

 ちらかしたら自分で後片付けをすること。 

 

 人のものに手を出さないこと。 

 

 誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと。 

 

 食事の前には手を洗うこと。

 

 トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。 

 

 焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい。

 

 釣り合いのとれた生活をすること ー 毎日、少し勉強し、少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして少し働くこと。 

 

 毎日かならず昼寝をすること。

 

 おもてに出るときは車に気をつけ、手をつないで、はなればなれにならないようにすること。

 不思議だな、と思う気持ちを大切にすること。

 

 金魚も、ハムスターも、二十日鼠も、発泡スチロールのカップにまいた種さえも、いつかは死ぬ。人間も死から逃れることはできない。 

 何よりも大切な意味をもつ言葉、「見てごらん」

・・・このなかから、どれなりと項目を一つ取り出して、知識の進んだ大人向けの言葉に置き換えてみるといい。それを家庭生活や、それぞれの仕事、国の行政、さらには世間一般に当てはめてみれば、きっとそのまま通用する。明快で、揺るぎない。

・・・各国の政府が使ったものはかならずもとのところに戻し、ちらかしたら自分で後片付けをすることを基本政策に掲げて、これをきちんと実行したら世界はどんない良くなるだろう。

 いかがでしょうか。よろしければ、どうぞ。

 ロバート・フルガムさんは1937年生まれ。これまでに、カウボーイ、フォーク・シンガー、セールスマン、バーテンダー、画家、牧師などの職業を体験し、今は、職業を問われると、哲学者と答えることにしているそうです。この本は、アメリカで4百万部売れたそうです。

 今日も、よい日となりますように。あすからの4月もすてきな日々を (^J^)

|

« スマートフォンって・・・ | トップページ | 『シュタイナーの鳥』 »

コメント

『すてきなおばあさんのスタイルブック』、昨夜一気に読みました。かわいいイラストとともに、ムーミンパパご夫妻が読まれたのかと思うと一層暖かい気分で読みました。

 ロバートフルガムのこの本は我が家にもあったような気がしますが・・・・。今改めて幼児期のかかわりが一生に大きな影響をおよぼすのではないかとしみじみ感じることがあります人生の経験者であるわれわれバーバは若いママが同じ轍 を踏まないよう声を大にして伝えなければと思う昨今です。素敵なおばあさんを演じてみたいものです。

※ ムーミンパパより
 おお、何という行動力、読書力 (^J^)  この速さは、おばあさんを演じるには、まだ早いこと ・・・つまりまだその時期を迎えるのは、ずっと先のことだということを示していると思います。 もちろん、演じてくださってもよろいいのですけれど。 夢ある限り、人は老いることがない ・・・ どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。

投稿: 夢希 | 2014年3月31日 (月) 09時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『人生に必要な知恵は すべて幼稚園の砂場で学んだ』 ロバート・フルガム:

« スマートフォンって・・・ | トップページ | 『シュタイナーの鳥』 »