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2014年4月27日 (日)

『美音の架け橋』ースタインウエイアカデミー物語

0002『美音の架け橋』

スタインウエイアカデミー物語

松永正行 著

文芸社 2011年4月15日 

初版第1刷発行

  著者の松永さんは1947年、山口県生まれ。ピアノの調律、そしてピアノの仕組みに並々ならぬ情熱を注ぎ、スタインウエイピアノに愛着を感じ、さらに自分の求める音に近づけるために独自に考案・作成したアクションをスタインウエイピアノに取り付けるなど、ちょっと余人には出来ないところまで追求しておられる方です。

 既に社会的に高い評価を受けている著者が、正式にスタインウエイアカデミー技術認定資格試験を受験し、合格するまでの二週間の試験内容、そして講演を聴き、直接に会話も交わしたクリスチャン・ツィメルマンのこと、ピアノの技術的なことなど、豊かな体験に裏打ちされたエピソードがたくさん記されています。ツィメルマンさんは、自分でピアノの調律をし、コンサートホールの音響のことなどに造詣の深いかただとのこと。

 本書には、松永さんを深く信頼し、外国でのレコーディングの際にも松永さんに調律を依頼するピアニスト杉谷昭子さんのこと、スタインウエイのピアノのキー重量・・・鍵盤を押さえるときにかかる押力重量が特に高級な製品に関しては88の鍵盤を5段階に分けて調整すること・・・52グラム~47グラムだそうです・・・なども紹介されています。 鍵盤の深さは、9.75ミリだそうです。

 ピアニスト、ミケランジェリは、鍵盤の深さを調節するきわめてうすい紙が、あやまって一つの鍵盤だけ二重になっていたのを、ぱらぱらっと試し引きして即座に他の鍵盤と違うことを指摘したほど指が敏感だったことが、調律師さんたちの間では伝説となっていることなども書かれています。 

 よろしければ、どうぞ。 

 今日も、よい日となりますように。 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。神様が喜んでくださいます。

聖書 わたし(神様)の目には、あなたは高価で貴い。わたしはあなたを愛している。

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