« 『静おばあちゃんにおまかせ』 | トップページ | 77歳でピアノ演奏会をひらく矢島勝さん »

2014年5月17日 (土)

『国語教育相談室』 光村図書

0002  光村図書発行の『国語教育相談室』中学さんです校74号に「言葉、そして文章とは」という巻頭エッセイがあり、印象に残りましたので紹介させていただきます。

 筆者は、暮しの手帖編集長の松浦弥太郎さんです。

この方は編集部員にいつもこう話しておられるとのこと。

「文章を書く際には、決して上手に書こうと思わないでください。文章というのは上手であればあるほど伝わるものが伝わらなくなるからです。例えば、あなたが自分より何も知らない年下の妹や弟に、少し難しいことを説明したり、見たり聞いたりしたことを伝えようとする時、どのように話しますか。横に座ってやさしく話しかけるように、その様子を想像しながら文章を書いてください。」

 そしてこうも言う。「すべての文章をあなたが愛する大好きな人に向けたラブレターとして書いてください。そう思いながら言葉を選んでください」と。

 うーむ、多くの読者に愛されてきた「暮しの手帖」の編集長さんらしい言葉だと思います。 

 もしかすると、「愛する人のことを思うだけで胸がいっぱいになって言葉が出てこなくなるから、ラブレターとしてというのは無理です」というかたもおられるかもしれませんけれど。

 松浦さんは、この文章の結びに「暮しの手帖」を創刊し、30年編集長を務められた花森安治さんの実用文十訓を記してくださっていますので、それを引用させていただきますね。

1.やさしい言葉で書く。

2.外来語を避ける。

3.目に見えるように表現する。

4.短く書く。

5.余韻を残す。

6.大事なことは繰り返す。

7.頭でなく、心に訴える。

8.説得しようとしない(理詰めで話をすすめない)。

9.自己満足をしない。

10.一人のために書く。

 外来語を避けるのは、難しい面もありますが、あまりにもカタカナ続きにならない配慮はしたいと思います。

 あまり意識すると却って書けなくなりますから時々鏡で自分をチェックするような感じで生かせたらと思います。

 今日もよい日となりますように。

 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

|

« 『静おばあちゃんにおまかせ』 | トップページ | 77歳でピアノ演奏会をひらく矢島勝さん »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『国語教育相談室』 光村図書:

« 『静おばあちゃんにおまかせ』 | トップページ | 77歳でピアノ演奏会をひらく矢島勝さん »