« 『人びとのかたち』 | トップページ | スポーツ中継のコメント »

2014年5月 7日 (水)

『寅さんとイエス』

0004『寅さんとイエス』

米田彰男 著

筑摩書房

2012年7月15日初版第1刷 発行

著者はカトリックの司祭。清泉女子大学教授。

本書の文頭にこう書かれています。

 女子大の講義で寅さんの男はつらいよを観たことがある人と尋ね、「はいと手を挙げる学生がこの数年ほとんどいなくなった。常日頃思うことがあるが、我々現代人は、果てしない功利生性の追求から寅さんの聖なる無用性にもう一度帰りゆかねばならない。祖その思いを込めて、寅さんと、そして世界の多くの人が神と呼ぶイエスの風貌とユーモアについて何か語ってみよう。

 今年は、土曜日ごとに寅さんを放映しているチャンネルもありますので、寅さんを楽しんでいる人が、また増えているかも知れませんね。寅さんを観て、同じところで笑い、同じところで泣ける、そういう人とつきあいたい、と何かの作品で語られている場面に出会ったことがあります。

 渥美清さんは俳優としての自分と個人としての自分をきちんと分けて律していたかただったと他の本で読んだことがあります。

 寅さんシリーズには汲めども尽きぬ泉のようなところがありますね。

今日もよい日となりますように。

|

« 『人びとのかたち』 | トップページ | スポーツ中継のコメント »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『寅さんとイエス』:

« 『人びとのかたち』 | トップページ | スポーツ中継のコメント »