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2014年9月16日 (火)

錦織 圭 選手 と音韻法則 その2

 お待たせいたしました。 母音が省略されるときの法則 解明の日です。 ← もったいぶって、すみません。

  歌う前の発声練習で 「ア エ イ オ ウ 」 「ウ オ イ エ ア 」と歌われた経験をお持ちの方は多いのではないかと思います。
「ア エ イ オ ウ」 は、発音するときに一番大きく口を開ける 「ア」を先頭にして、一番口の開け方が小さくなる「ウ」 まで を 口の開け方の大きい順に並べられています。不等号で表すと
 A > E > I > O > U
 母音が省略できるときは、直前の母音と省略される母音の口の大きさが > か = の時です。
 ANATA  → ANTA   これは、A = A で後のほうのAが省略されたのです。
 SONATA が SONTA にならないのは、 直前の母音が O で O < A という関係だからです。
 さて、肝心の  NISHIKIORI  →  NISHIKORI  は I = I  ということで、この法則に当てはまります。
 おもしろいことに、これは母音の数などが異なる外国語でも、今のところ、例外なしにあてはまるので「音韻法則に例外なし」と言われているそうです。
 実は、私の学生時代の恩師が、このことを講義で教えてくださったのです。
 ・・・この方は,方言学の大家で、あの松本清張の『砂の器』で東北弁に聞こえた会話が、東北以外の地では、こういうところの言葉だと刑事に示唆する役割で登場しています。
 国語っておもしろいな、と目を開いていただいた講義でしたので、二回にわたって書かせていただきました。 ここまでおつきあいいただいてありがとうございます。
 お近くの地名、人名などでお確かめくださり、そし例外がありましたら、大発見としてお教えくだされば幸いです。
 今日も、よい日となりますように。

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