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2014年9月13日 (土)

ピアニスト 小山実稚恵さん

0002_2  「マイ・ベスト・アーティスト 小山実稚恵(ピアノ)」は、私のお気に入りのCDです。

 ショパンのノクターン変ホ長調・シューマンのトロイメライ・ドビュッシーの月の光などなど、何度繰り返して聴いても、飽きないのです。どうしてだろうと考えてみました。
 1982年のチャイコフスキー国際コンクール、1985年ショパン国際コンクールでいずれも上位入賞ということ・・・豊かな音楽性、確かな技術の持ち主ということでしょうか。
 仙台に生まれ、盛岡市育ち・・・3.11の震災当日は北海道の函館で公演に備えていたけれど、中止、翌日の八戸、翌々日の盛岡公演も中止・・・東京への帰途、飛行機から見えたふるさとは、明かりが消えて不安になるような闇。 
  惨状が分かってくるにつれて、自分は音楽を好きで、こんなに素晴らしいものはないと思っていたのだが、この震災の時に何て役に立たないのだろうと無力感に襲われたとのこと。  
 けれど、、やっぱり音楽は自分にとってかけがえのないもの、そしてピアノを弾くことで被災地の人たちに希望と勇気を与えることができるならというメッセージをふるさとの新聞に送り,被災地への訪問演奏会が開始されました。
 震災から2か月後、釜石市と宮古市の小学校での演奏会 ・・・こんな時にドレスなんてまずいと思い、両校の校長にどんな服装がいいですかと尋ねると「一番派手で、一番きれいなドレスを着てきてほしい」という答えがそろって返ってきたそうです。


 それを聞いて、私は何も分かっていなかったと思った。子どもたちが、わぁーっと喜ぶのが一番うれしいと言われて、よく分かりました。そこの場に行って、同化したように同情したって意味がない。ともかく楽しいこととか、きれいなこととか、うれしいこととか、それをするのが音楽の一番の力だなっと思った。それによって、自分の中でもすごく変わりました。

 「僕たちも頑張っているので、小山さんも頑張ってください」 演奏後の感想文に、そういう言葉が多い。その心を思うと切なくなりますね。でも、子どもたちはほんとうに頑張っているのだろうと思います。
 本日のブログは、かなりの部分を2014年4月9日 岐阜新聞朝刊 より 引用させていただきました。ありがとうございます。
 最初の問いの答えが 私の心に浮かんできました。
 音楽を心から好きで、一つ一つの曲を心から好きで,、聴き手にも最高の姿で届けてその曲を好きになってもらいたいという祈りを込めて弾いておられるからだ と思います。
 ここまでお読みいただいてありがとうございます。
 
 今日も、よい日となりますように。
 
 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

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