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2014年10月 3日 (金)

『俳句』 2014年9月号

20149 『俳句』2014年9月号

KADOKAWA 2014年8月25日 発行
特集が
これは名句なのか
 「読み」の分かれる有名句
だそうです。
 うーん、名句と決めつけずに,20句をあげ、それぞれの句に5人の俳人が意見を述べています。
 面白い試みですね。 名句だと押しつけるのでなく、どうとるかは開かれているところが俳句については特にむいている企画なのかも知れません。
 たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ
                  坪内稔典
 意見の中に、人間の顔をたんぽぽに喩え、たんぽぽの「ぽぽ」に「頬」を掛けて戯れてみせた というのがありました。そうかもしれないし、そうでないかもしれない その自由さがいいですね。 
  この作者には 「三月の甘納豆のうふふふふ」 という句もあり、俳句の特質を口誦性、片言性にみる俳句観をそのまま具体化したような句でもある という評もあります。
 なんとなく この句は面白いと思う ということでもいいのでしょう。いろいろな評を読んでいると、うーむ、そういうものなのか という気がしてまいります。
 20句めに こういう句が上げられていて印象に残りました。
 人生の輝いている夏帽子
                   深見けん二
 この句の評を書かれた5人のタイトルだけ紹介させていただきます。
・夏帽子の彼方に
・青春は永遠
・極上の老いる
・三点を通る平面
・幸福のまぶしい瞬間
 タイトルだけだと謎めいてしまいますが ・・・・
芸術の秋の雰囲気を,読みながら楽しんでおります。あしからず。
 今日も、よい日となりますように。

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