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2014年12月 5日 (金)

『まどさん』 阪田寛夫

0002 『まどさん』 

阪田寛夫 著
新潮社 昭和60年11月10日 発行
♩ 「さっちゃんはね さちこというんだ 
ほんとはね」 
  あの「さっちゃん」の歌を作った阪田寛夫さんが、石田道雄さん・・・詩人のまど・みちおさんに聞き書きを始め、自分のことを語ることが苦痛なまどさんにうるさいほどつきまとい、ときには、まどさんが貧血を起こしていることにメモを取っていて気がつくこともあったとあとがきに記されています。
 阪田寛夫さんは、まどさんのお父さん(取材当時、99歳)やまどさんの妹夫妻、そして戦争中にまどさんが台湾で土木工事の責任者を務めたときに出会い、まどさんをいのちの恩人だと語る人から、直接に話を聞いて、ほぼ4年がかりでこの本を書かれました。
 それほど、まどさんに惹かれたということでもありましょう。
 著者の熱心さ、そして読み進むにつれて浮かび上がってくるまどさんの苦しくて、けれどいつも真摯に歩まれたな生涯に心打たれました。
 今日も、よい日となりますように。

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