« 安立すはるさんの短歌  一語のごとし | トップページ | 『時は移り、時は実る』  板東眞理子 »

2015年2月 1日 (日)

『高砂』 宇江佐真理 著

0002 『高砂』

宇江佐 真理 著
祥伝社 平成25年9月10日 初版 第1刷 発行
  宇江佐真理さんは、江戸時代の市井の人々の生活、人情を見事に描いておられる作品で多くの読者を魅了しておられる作家です。
 この一冊には、 又兵衛・おいせという初老の夫婦とその周囲の人たちとが出会い、織りなす話が六編、収められています。その五つ目の話、「灸花」(やいとばな)に登場する道助、通称、みっちょと呼ばれる17歳の若者のことが印象に残りました。3歳を過ぎても歩けず、言葉をしゃべったのは7歳近くなってから・・・5,6歳のこども程度の知恵しか持ち合わせていないのですが、明るく、温厚で、あいさつをきちんとし、素朴ながら相手の胸に滲みる言葉を語ります。
 鶏の世話をし、その卵は両親の営んでいる船宿で出す卵料理のほとんどをまかなっている・・・ 又兵衛も周囲の人も、そんなみっちょのことを可愛がっています。
 よろしければ、どうぞ。 この夫婦は、事情があって、正式に婚姻していませんでしたが、最後の章、「高砂」では、照れながらも遅ればせの結婚式を挙げ、周囲の人たちから温かく祝福されます。
 今日もよい日となりますように。
 日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。あなたを愛している神様が喜んでくださいます。
聖書  わたし(神様)の目には、あなたは高価で貴い。 わたしはあなたを愛している。

|

« 安立すはるさんの短歌  一語のごとし | トップページ | 『時は移り、時は実る』  板東眞理子 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『高砂』 宇江佐真理 著:

« 安立すはるさんの短歌  一語のごとし | トップページ | 『時は移り、時は実る』  板東眞理子 »