« あしたの会 柚木 馥 先生 | トップページ | 『数学者の言葉では』 藤原正彦 »

2015年3月28日 (土)

『旅路』 藤原てい

0002 『旅路』

藤原てい  著
中央公論社 1986年7月10日 初版発行
        2006年11月25日 8刷 発行
 藤原てい さんは、作家、新田次郎の妻、二男の藤原正彦さんは、しばらく前にベストセラーになった『国家の品格』を書いた数学者です。
 藤原ていさんご自身にも『流れる星は生きている』というベストセラーがあります。
  昭和16年12月の開戦の後、兵隊としては召集されていなかったご主人に勤めていた気象庁の職員として満州への長期出張の話があり、ていさんは一緒に中国へ渡りました。
 その中国で、終戦を迎えたとき、ご主人はソ連に連れ去られ、幼い三人の子どもを抱えての必死の生活が始まりました。
 こうしたことについては私などより詳しい方がたくさんおられると思いますので、ここまでにさせていただきますが、筆舌に尽くせない苦しみを経て日本に帰り着いたていさんは、その後2年半ほど「全身衰弱」と診断され、立って歩けないほどの状態になられたとのことです。
 生きよう、生きよう、この子たちを死なせてなるものか ・・・ その思いで道を切り拓き、歩み続けられた不屈の生き方に、強く打たれました。 3人の子どもを、甘やかさないで厳しく育てあげられた母親の心の中のいたみ、苦しみにも敬服いたしました。
 今日も、よい旅路を歩むことが出来ますように。
 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。

|

« あしたの会 柚木 馥 先生 | トップページ | 『数学者の言葉では』 藤原正彦 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『旅路』 藤原てい:

« あしたの会 柚木 馥 先生 | トップページ | 『数学者の言葉では』 藤原正彦 »