「愛されたことは記憶になくても、覚えている」
母が読み終わって、まわしてくれた『週刊朝日』2015年1月23日号・マリコのゲストコレクションでの林真理子さんと漫画家みつはしちかこさんの対談に出てきたのが、今日のタイトルの言葉です。
林:私が印象に残っているのは、みつはしさんのもう一つの代表作「ハーイあっこです」の中に「愛されたことは記憶になくても、覚えている」というのがあって、私は子育てのときにいつもこの言葉を思い出して指針にしたんです。子供って大変な思いをしてディズニーランドに連れていっても、ぜんぜん覚えてなくて、ガクッとなるんですよね。
みつはし:覚えてなくても、心の根っこに入ってると思うんですね。それがその後の成長に影響するんじゃないですか。
◇ □ ○ ☆ ※ ☆ ○ □ ◇
なんだか、とても心強い言葉ですね。
みつはしさんの「小さな恋の物語」は50年以上続いて、2014年9月43集で完結。
「ハーイあっこです」は朝日新聞日曜版に22年間連載、20巻だそうです。連載を頼まれたとき、新聞社に断りに行ったら、気さくでハンサムな方が応対に出てこられて、話している内に承諾へと気持ちが切り替わったのだそうです。
こうした対談一つを読んでも、いろいろ思いを巡らすものですね。
今日も、よい日となりますように。
日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけください。
| 固定リンク
コメント