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2015年6月12日 (金)

『日本橋本石町 やさぐれ長屋』 宇江佐真理

0004 『日本橋本石町 やさぐれ長屋』

宇江佐真理  著
講談社 2014年2月20日 第1刷発行
  行きつけの図書館に、この作家の本がかなりの冊数、並んでいます。
 その中に新顔があると、いそいそと借りてきます。今日は、いい日だなぁという感じで。
 江戸を舞台に、長屋住まいの人たちが、金銭的に余裕はないのですが、人情厚く、助け合って、日々を暮らしています。本書は六つの短編から成っています。
 どの登場人物も、うーん、こういう人っているよなぁと思わせられる筆遣いが、この方の持ち味でしょうか。
 ストーリーの展開のテンポも、まくしたてる台詞の調子も、小気味よいものがあります。
 今回は、人として誠を尽くしているのに口さがない噂でゆがんだ人物像を広められる場面、それでもそんなことをいちいち気にしないで自分の生き方を胸を張って生き通す毅然とした心ばえが伝わってくるストーリーが多かったように思います。
 今日も、よい日となりますように。

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