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2015年6月25日 (木)

朝顔 子規の俳句

 

朝顔や紫しぼる朝の雨

  明治31年に子規が詠んだ句だそうです。 
 ◇  □   ○   ☆   ※    ☆     ○  □   ◇
 紫の濃い朝顔が一面に咲いている。その朝顔の花に朝の雨、清らかな朝の雨が降りそそいでいる。その雨は、朝顔の紫色にふれて、紫色となって地に落ちるというもので、朝顔の紫色の鮮やかさを、その色にすぐにそまる朝の雨の清らかさを組合せ、「しぼる」という言葉を活かすことによって強調している。子規の色彩感の強さがうかがえる句。ー中略ー
 素朴な写生から印象派的写実への脱皮が「紫しぼる」という語となって集約されてくるのであって、そこにこの句の価値があるといえよう。
  『俳句シリーズ 人と作品 正岡子規』  松井利彦 著  太平印刷 昭和42年1月20日初版
    ◇  □   ○   ☆   ※    ☆     ○  □   ◇
 五七五の十七文字(17音節)の世界は深いですね。 詠んだ人も、鑑賞文、解説文を書く人も。 そして、朝顔を見て、この句を思い浮かべるというのも大いなることなのだそうです
 今日も、よい日となりますように。

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