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2015年9月11日 (金)

『春や春』  森谷明子

0002 『春や春』

森谷明子 著
光文社 2015年5月20日 初版第1刷 発行
 俳句甲子園のことをお聞きになったことがおありでしょうか。この青春小説は、ある女子高校で結成されたばかりの俳句同好会がいろいろな苦労を重ねながら俳句甲子園に参加し、地方大会を勝ち抜き、正岡子規の出身地で行われる全国大会に出場する物語です。
 図書館司書の経験豊かな著者の俳句理解は豊かで、歳時記、辞書、俳句の鑑賞、批評、創作などについて、多くのことがちりばめられています。
  対戦相手が提出した句に、どう攻めたらいいんだと呆然とする場面もあります。
  ◇ 夕焼空でもほんたうに好きだった
あるいは、他の場面ですが、こんな句も。
 ◇ 桃すする雨よ昨日の一言よ
 メンバーには、書の達人、音感に優れていることで誘われた者などがおり、ディベートの練習も積みました。 さて、このチームはどう強敵たちに切り込んでいくのでしょう。
 俳句に関する参考文献が14冊、巻末に記されているなど、幅、奥行きがあります。
 よろしければ、どうぞ。
 水害、風の害は、いかがだったでしょうか。 被災された地域の方々、どうぞ、お大事に。
よい日となりますように。
 
 

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