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2016年1月25日 (月)

原作と演出

0014   このブログで1月14日にご紹介した紙芝居「金色夜叉」・・・会衆のかたにお力添えいただいて、好評のうちに上演できました。その後、「貫一の履き物は朴の木の下駄だと思っていましたが・・・」とのお声がありました。    
 紙芝居を改めてみますと、原作では、革靴となっているが、お芝居の舞台では演出上の工夫から、朴歯の下駄となり、それが好評で定着した。 この紙芝居では、原作にそって、靴を履いている絵にしましたと説明書きがありました。
 うーん、上演を丁寧に見てくださっているのですね。身が引き締まりました。
 原作は、明治30年から35年にかけて讀賣新聞に連載され、人気を博したそうです。
 この後の展開は、なかなかに込み入っており、面白いのですが、作者、尾崎紅葉さんの病気が重くなり、未完となりました。
 金色夜叉のテーマソングの歌詞を添えさせていただきます。

「金色夜叉(こんじきやしゃ)

宮島郁芳/後藤紫雲作詞・作曲



熱海の海岸 散歩する
貫一お宮の 二人連れ
共に歩むも 今日限り
共に語るも 今日限り

僕が学校 おわるまで
何故
(なぜ)に宮さん 待たなんだ
夫に不足が 出来たのか
さもなきゃお金が 欲しいのか

夫に不足は ないけれど
あなたを洋行
(ようこう) さすが為
父母の教えに 従って
富山一家に 嫁
(かしず)かん

如何に宮さん 貫一は
これでも一個の 男子なり
理想の妻を 金に替え
洋行するよな 僕じゃない

宮さん必ず 来年の
今月今夜 この月は
僕の涙で くもらして
見せるよ男子
(おのこ) 意気地(いきじ)から

ダイヤモンドに 目がくれて
乗ってはならぬ 玉の輿
(こし)
人は身持が 第一よ
お金はこの世の まわり物

恋に破れし 貫一は
すがるお宮を つきはなし
無念の涙 はらはらと
残るなぎさに 月さびし

 ◇    □   ○   ☆   ※

 さて、今日も、よい日となりますように。

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