« 白鳥の旅立ち | トップページ | 『心の深みへ』 「うつ社会」脱出のために  河合隼雄 柳田邦男 »

2016年2月28日 (日)

『皇后美智子さまのうた』  安野光雅

0002 『皇后美智子さまのうた』  

安野光雅  著
協力 宮内庁侍従職
朝日新聞出版  
2014年6月30日 第1刷 発行
 安野光雅さんは、「皇后美智子さまの御歌のスケールが大きい」と感じておられたそうです。
 その大きいものを集めた中から、昭和44年の歌会始御題 星 の歌を・・・
幾光年太古の光いまさして
         地球は春をととのふる大地
 そしてお母上のことを読まれた歌を・・・
昭和53年 歌会始御題 母
子に告げぬ哀しみもあらむを
  柞葉(ははそは)の母
      清やかに(すがやかに)
        老い給ひけり
 安野さんが、美智子さまが声を出せなくなったときのことを歌ったのではと考えておられる歌
 言の葉となりて我よりいでざりし あまたの思ひ今いとほしむ
舘野泉さんの演奏会をお聴きになったときの歌
 左手(ゆんで)なるピアノの音色 耳朶にあり灯(ひ)ともしそめし町を帰りぬ
 そして、多くの方が戦死されたかたがたの地、ハンセン病の国立療養所、被災地を訪問されての歌 などなど・・・
 安野さんがこのように記しておられます。
 スイスのバーゼルで行われた国際児童図書評議会に出席されたとき、諸外国の編集者たちが口をそろえて、「日本にはなんとすてきな皇后さまがいらっしゃるのだろう」といったという。わたしたちは、世界に誇る皇后を持っているのだ。
               ◇     □      ○    ※
  美智子さまの優しさは、いろいろなところで見聞されます。
 
  東日本大震災の被害を受けた子どもたちに本をおくろうという呼びかけがあったとき、すぐにご自身の大切になさっていた本を提供されたこと・歌会始の選者をつとめたことのある歌人が闘病生活に入ったとお聞きになって、ご自身手製のスープをお見舞いにお届けになったこと ・・・・  この本を読んで、改めて心をうたれています。
 
 今日も、よい日となりますように。
 日曜日、キリスト教会の礼拝にお出かけください。

|

« 白鳥の旅立ち | トップページ | 『心の深みへ』 「うつ社会」脱出のために  河合隼雄 柳田邦男 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『皇后美智子さまのうた』  安野光雅:

« 白鳥の旅立ち | トップページ | 『心の深みへ』 「うつ社会」脱出のために  河合隼雄 柳田邦男 »