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2016年3月16日 (水)

『神様の薔薇』 下川香苗

0001 『神様の薔薇』 
下川香苗 著
ワニブックス 2002年12月22日 初版発行
 図書館の数ある本の中で、この本に私の手が伸びたのは、どうしてでしょう。
下の答えから、予想してください。
1.著者を知っているから
2.題名に惹かれたから
  実は、どちらも正解です。
下川香苗さんは、私が務めた中学校の卒業生です。彼女のクラスの国語科を私が受け持つことはありませんでしたから、教え子ということではありませんが、比較的早い内から、書店に下川さんの執筆した青春小説がかなりの冊数、並ぶようになったように思います。
  その活躍を喜んでいましたが、作品自体は、青春期からだいぶん遠ざかっている私は読むことを遠慮していました。若者たちの話が弾んでいるところに自分も入っていくのは、ちょっと気が引けますから。でも、この書名はぱっと見て気になり、手が伸びました。
 最初のページに、こう書いてありました。
 人間はね。いつか〝神様の薔薇〟をみつけるために生きているんだよ。
 その薔薇は特別だからみつけたときには きっとわかる
 主人公の梢子(しょうこ)が六つになった誕生日に、父親が「夜中の薔薇」のオルゴールをくれたときに語った言葉です。
 現実生活の厳しさに軸足を置きながら、やがて展開する上質のメルヘンの世界 ・・・ それほど厚い本ではありません。 読後感は爽やかです。よろしかったらどうぞ。  作者の活躍に心からエールを送ります。
  今日も、よい日となりますように。
 

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