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2016年3月31日 (木)

岡 潔 さんと 娘さん

0004_3  本屋さんで毎月いただく出版社の冊子 ・・・ 新潮社の場合、『波』です。これがなかなか多方面にわたるエッセイなどが掲載されていて、すてきなのです。3月号の表紙に数学者の岡潔さんの言葉と写真です。
 この3月号には岡潔の選集『数学する人生』の刊行記念として、この本の編者、森田真生さんが、岡潔さんの次女で、岡潔さんの貴重な資料を保存し、次世代に言葉をつなげてきた松原さおりさんにインタビューして書かれた「父、岡潔の思い出」が掲載されています。
 希代の数学者、岡潔さんの言葉を正しく記録しておかなければと、次女のさおりさんはお父さんの講義の文字起こし原稿の校正作業を20年以上続けておられるのだそうです。それと並行して『春雨の曲』という岡潔さんが最も力を注いだ作品を正しく残すことに尽力されているのだそうですが、感動したのはさおりさんの言葉です。
  ◇   □    ○    ☆  ※
 
 講義もそうですが、この書はもっと難解です。今読まれると誤解されることもあるだろうと思います。それでも、200年後か、300年後かに、理解される日が来ると信じています。それまで、きちんとこの作品を残しておきたいと思います。
 近くで生きてきて一つ言えることは、父は、本当のこと、確信していることしか口にしないということです。いつどんな場合でもそうでした。 だから、岡潔の言っていることは、全部本当だと思っているのです。 ー後略ー
                    ◇   □    ○    ☆  ※
  なんと美しい言葉  お父さんへの信頼に満ちあふれた言葉なのでしょう。
 さて、3月のフィナーレです。 今日も、よい日となりますように。
 
 

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