« 不思議なお話 | トップページ | 契約の更改 »

2016年4月 9日 (土)

『わがままだって、いいじゃない』 ー92歳のピアニスト「今日」を生きるー

0002 『わがままだって、いいじゃない』 
ー92歳のピアニスト「今日」を生きる
室井 摩耶子(むろい まやこ) 著
小学館 2013年4月6日 初版 第1刷 
  この本を図書館で目にするまで、ピアニスト、室井摩耶子さんのことを知らなかった私です。  大正10年のお生まれだそうですから、現在は94歳になっておられると思います。
1964年にドイツで出版された『世界150人のピアニスト』に選ばれたとのことですが、それから半世紀以上経った今も、現役のピアニストとしてご活躍中 ← 確かめなくてはいけませんが、この本を読んでいると それ以外のことが浮かばない はつらつとしたエネルギーが伝わってきます。
  特に心に響いてきたのは次の言葉です。室井さんが自分のピアノ演奏は何かがおかしい、何かが足りない」  ・・・ それを見つけるまで帰らない決心でヨーロッパに渡り、ついに35歳でつかまれたことだそうです。
 音楽とは音で書かれた詩であり、小節であり、戯曲です。物語のない演奏には感動がありません。
 『モーツアルト生誕200年記念祭』で、カール・ベームが率いるウイーン・フィルのモーツアルトの交響曲40番が、聞き慣れたメロディなのに、そのときは何か言葉で語りかけてくるように聞こえたのだそうです。以来、「ものをいう音、語りかける音楽」を求めて歩み続けられたそうです。
 この本全体が、他の人がそういうから、というのではなく、室井さん自身が求めて納得する人生の積み重ねが書かれていること ・・・ そこに大きな魅力を感じています。音楽だけでなく、自分の人生をどう創り出し、生きるかということを室井さんの歩みを通して感じ取ることができるように思います。 よろしければ、どうぞ。 室井さんのピアノ演奏も、ぜひ聴きたいと思っています。
 今日もよい日となりますように。
 明日は日曜日。キリスト教会の礼拝にお出かけくださいますように。
 

|

« 不思議なお話 | トップページ | 契約の更改 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『わがままだって、いいじゃない』 ー92歳のピアニスト「今日」を生きるー:

« 不思議なお話 | トップページ | 契約の更改 »