« 葉桜の季節 | トップページ | 『日本人とアイデンティティ』 »

2016年4月28日 (木)

『ふたりごころ』 ー 生と死の同行二人ー 篠田治美さん

『ふたりごころ』 ー 生と死の同行二人(どうぎょうににん)ー 

篠田治美さん  著
藤原書店
2015年12月30日 初版第1刷発行
Photo
 著者の篠田治美さんは、岐阜市生まれの文筆家。岐阜県公立高校教諭として勤務後、私学の講師。
 お母さんの篠田志づ子さんは、子育てを終えた40代から書に打ち込まれ、日展に入賞される書家になられ、号は「瀞花」だそうです。この本の表紙の「ありがとう」、そして岡部伊都子さん、鶴見和子さんの本の題字なども担当されました。
 本書には、胃がんで、「余生3カ月」と宣告されながらも、いつもにこやかだった志づ子さんを自宅で介護しながらともに歩まれた7カ月の生活が綴られています。
              ◇     □    ○    ※    ☆
 死に向かってひた走る日々、その人の肉体と精神のすべてを、日常生活の有象無象とともに意思と尊厳のすべてを受けとめ、たどたどしくも紆余曲折しながら、わたしは死のすぐ傍まで一緒に駆け抜けた。
 わたしは病者本人ではないのに、健康な肉体を持ちながら病死に歩みを進める当事者だった。 後略   (プロローグより)
              ◇     □    ○    ※    ☆
  友人を通してこの本に出逢うことができたのですが、難しい状況の中で、篠田治美さんとお母さんのお二人が前向きに歩まれた内容と、その器となっている文章の筆力の確かさ、豊かさに感得させていただくことがたくさんありました。 篠田治美さんと友人に感謝いたします。
 なお、五月中旬に、篠田志づ子さんと治美さんの書展 ふたりごころ が3日間にわたって、岐阜市の花凜庵というところで開催されるとのことです。 機会がありましたら、どうぞ、お出かけください。
 今日も、よい日となりますように。
 
 

|

« 葉桜の季節 | トップページ | 『日本人とアイデンティティ』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『ふたりごころ』 ー 生と死の同行二人ー 篠田治美さん:

« 葉桜の季節 | トップページ | 『日本人とアイデンティティ』 »