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2016年7月14日 (木)

『月の上の観覧車』

『月の上の観覧車』

荻原 浩

新潮文庫 平成26年3月1日 発行

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 この本は、ある教え子から「よかったら、どうぞ」とプレゼントされたものです。私の好みに合うかどうか、だいぶん気を遣って選んでくれたようです。

  表題作を含め、八つの短編が収められています。実は、荻原浩さんという作家の小説を初めて読みました。今年60歳でしょうか、小説すばる新人賞、山本周五郎賞などを受賞しておられます。

 読み応えのある作品ばかりでした。解説の大屋博子さんの文も的確で優れていると思いました。

     ◇     □     ○    ※   ☆

  登場人物たちは過去にこだわりつつも、不運を嘆きつつも、今を生きていることに気付かれたい。何があってもまだ人生は続くし、明日は来る。取り戻せないものを心の中に抱えて、ときどきカサブタを剥がしてみて、まだ血が出るのを見て「失った人と今もどこかでつながろうとしている自分」を確認しながら、今日を行き、明日を考えている。彼らはー私たちは、そうして日々を過ごしているのである。

  本書に収められているのは、過去を振り返る物語ではない。過去を振り返ることで、取り戻せない喪失を抱えた人々が未来へ向かう物語なのだ、一度しかない未来へ。

        ◇     □     ○    ※   ☆

 この本と出会わせてくれた教え子に感謝します。

  荻原さんの作品の世界は広く、実は、同じ作者の本をもう一冊、一緒にプレゼントしてくれました。私に合うかどうか、懸念しながら、でも善意と勇気を持って。同じ新潮社の文庫本で、『押し入れのちよ』・・・うーむ、こちらは、同じ作家かと思うほど、異なっています。

 こうして視野を広げてくれる教え子たちに出会えて、本当に幸福です。

 昨年、このクラスの同窓会のカラオケで、中島みゆきさんの♪「糸」に、この教え子たちが見事に歌って出会わせてくれたので、今では、私のピアノのレパートリーにこの「糸」が加わっています。 今年は、古希祝いのケーキと彼らとの思い出の日々をたくさんちりばめた労作のフォトフレームをプレゼントしてくれました。 ※ ケーキについては、このブログの6月28日「まれなるケーキ」をご覧ください。

http://muhmin-papa.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-f38a.html

 人生っていいものですね。 ありがとう (^J^)

 今日も、よい日となりますように。 7月14日 ・・・ 昨年も出題したような気がしますが、 せんべいのカーニバルの日ですね。 気になる方は「続きを読む」をクリックしていただくと解答をお読みいただけます。

7月14日  せんべいのカーニバル ・・・ せんべいをかじると音が出ますね。

 パリッ   それとカーニバルと 合わせて

 パリ祭

 失礼いたしました。   よい日となりますように。

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