『ムーミンパパの思い出』
『ムーミンパパの思い出』 トーベ・ヤンソン 作
小野百合子 訳
講談社文庫 2011年5月13日 第1刷 発行
すてきな友人に、この本をいただきました。あっ、最初におことわりしておきますね。この本を書いたのはトーベ・ヤンソンさんで、ブログを書いている私ではありません。エッ、分かっています ・・・
ああ、安心しました。 何しろ、第一章の書き出しに、いきなりこうあるのですよ
◇ □ ○ ※ ☆
ずっと前のことです。陰気な風のふくある八月の夕がた、ムーミンみなしごホームの階段の上に、ごくありふれた買い物用の紙袋が一つ見つかりました。この紙ぶくろの中にいたのが、ほかでもない、このわたしでした。むぞうさに新聞紙につつまれていたのです。小さなバスケットにでもいれて、こけでもしいた上においてくれてあったのなら、もっとずっとロマンチックだったでしょうに。
◇ □ ○ ※ ☆
うーん・・・おまけに、このホームには、それまでに十二人がひろわれていたので、この赤ちゃんのしっぽには十三番目というしるしがつけられたそうです。
まったく、何というめぐりあわせ どういう星のもとに生まれたのでしょう、あくまでもヤンソンさん原作のムーミンパパのことですよ、あくまでも (^J^)
ただ、星うらないをしたヘムレンさんによると「ずばぬけた才能をもった・・・」と出たそうです。あくまでもヤンソンさん原作のムーミンパパのことです。
ああ、いちいちおことわりするのもなんですから、興味を覚えた方は、どうぞご自分でお読みください。 さまざまな冒険をしながら、そうです、ムーミンママと劇的な出会いをするのです・・・ あくまでもヤンソンさん原作のムーミンパパのことですよ。
今日も、よい日となりますように。
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